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掲載日:2025年12月22日
Q 須賀昭夫 議員(自民)
本県は、イチゴやナシなど県育成品種が全国選手権で連覇するなど、食味の良さが高く評価されています。
一方で、毛呂山の桂木ゆずやウメ、クリ、また、川越市周辺のサツマイモなど、地域の歴史や風土に根差した特産品も数多く存在します。これらは地域や長年守り続けてきた貴重な資源であり、埼玉の農業の多様性と厚みを示すものです。
そこで、県育成品種だけでなく地域の特産品も含め県産農産物の魅力を幅広く発信し、ブランド力を高めていくべきと考えますが、知事のお考えを伺います。
A 大野元裕 知事
今月3日に開催された「第3回クリスマスいちご選手権」では、「べにたま」が最高金賞を受賞し、全国選手権における本県産いちごの最高金賞受賞は6回目となりました。
本県の梨も全国選手権で3年連続の最多受賞となるなど、県産農産物の「食味の良さ」は高く評価され、県内外に広く知れ渡っています。
議員お話しの「桂木ゆず」は、都内百貨店のバイヤーから「香りが強くかつ上品」と称賛され、日高の栗は、県内外のパティシエから「他県産よりもおいしい」と高く評価をされています。
県産農産物のブランド力を高めるには、食味や香りなど農産物の特徴のほか、栽培の由来など農産物の歴史的背景、生産者のたゆまぬ努力、実需者の評価などをストーリーとして消費者へ紹介することが効果的です。
このような観点から、一流パティシエなどの食のプロの県産農産物へのこだわりや生産者への思いを「プロが惚れた埼玉食材」と題し、新聞広告やSNSで紹介をしています。
掲載された店舗からは、記事を見ての来店や問合せが大幅に増え、県産農産物への関心は明らかに高まっている、と伺っています。
本県では日本でトップクラスのいちごや梨のほか、ゆず、梅、栗、さつまいもなど魅力あふれる農産物が数多くございます。
ストーリー性のある発信を通じ、これら県産農産物のブランド力を更に高めてまいります。