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ページ番号:276905
掲載日:2025年12月22日
Q 須賀昭夫 議員(自民)
処遇の改善と合わせて、看護師が安心して長く働き続けられる環境づくりも欠かせません。夜勤の多さ、休暇の取りづらさ、子育てと仕事の両立の難しさ、メンタル面の負担の大きさなども、離職の大きな要因となっています。
そこで、看護師が働きやすい職場環境を実現するため、県としてどのような支援策を講じているのか。今後、働き方改革やメンタルヘルス支援、復職支援などどのような環境整備を進めていくのか、保健医療部長のお考えを伺います。
A 縄田敬子 保健医療部長
県では、院内保育所を運営する医療機関に補助金を交付し、子育て世代の看護師が育児と就業を両立できるよう支援しております。
昨年度は110の医療機関にこの補助制度を活用していただきました。
また、ICTの導入により看護業務の効率化を進める医療機関にアドバイザーを派遣し、看護業務効率化の取組を後押ししております。
更に、県看護協会に委託し、看護師を対象としたメンタルヘルス対策の研修や長く現場を離れていた方が最新の知識や技術を学べる講習会を開催し、看護師が心身ともに安心して働けるよう支援をしております。
今後もこれらの取組を着実に進めるとともに、現場のニーズを踏まえながら、看護師が安心して働き続けられる環境整備をより一層推進してまいります。