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掲載日:2025年12月22日
Q 須賀昭夫 議員(自民)
県庁ではテレワーク、フレックスタイム制度など働き方の多様化が進められています。しかし、その制度を使いやすいと感じられる風土がなければ、多様性の推進にはつながりません。
アンコンシャス・バイアスの是正を制度整備だけでなく、組織風土の改革としてどのように位置付け、取り組んでいくのか、知事の考えを伺います。
A 大野元裕 知事
見えないガラスの天井として男女共に抱きがちな「女性だから」という意識を打破するためには、組織のトップが職員全体の意識を変えるための取組を、自ら率先して実行することが重要と考えます。
私は、就任時から毎年、女性活躍推進に向けたメッセージを職員向けに発信をしており、私のメッセージを踏まえて各部局のトップが「働きやすい職場づくり宣言」を行い、働きやすい職場づくりに向けたアクションを起こすことで、職員の意識改革を推進しております。
また、各階層における研修で、アンコンシャス・バイアスの是正や多様な人材が活躍できる職場づくりに関するカリキュラムを継続的に実施をしております。
今後も、こうした取組を継続し、組織風土の改革に取り組んでまいります。
再Q 須賀昭夫 議員(自民)
ただ今のトップの発信ということで、それは非常に重要だと思うんですけれども、若手職員にとっては大分距離があって、十分届きにくいのではないかなという思いがあります。20代ですとか30代の若い方々に直接働き掛ける対話の場づくりですとか、若手職員に直接届くような取組が必要ではないかと思いますけれども、改めて知事にお伺いいたします。
再A 大野元裕 知事
先程申し上げた職員向けメッセージは、私自身が書いて、職員ポータルで全員が見れるようにさせていただいておりますが、それに加えて、若手職員に届く取組として、令和7年度から、私自身が地域機関に直接出向いて若手職員と意見交換する場を設けております。
これまでに5回実施をしており、このような場は引き続き設けていきたいと考えているところであります。
そこでの声も踏まえ、若手職員が仕事と家庭の両立に向けた働き方やキャリア形成上の悩みを身近な先輩職員に相談できるメンター制度の充実や多様なロールモデルの発信にも引き続き取り組んでまいりたいと考えております。