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掲載日:2025年12月22日
Q 須賀昭夫 議員(自民)
海や河川に依存せず、陸上の水槽と循環水処理設備等を活用して魚介類を育てる陸上養殖が全国的に注目されていますが、本県でも令和6年度に埼玉県水産研究所に陸上養殖施設を導入し、試験研究を開始したと承知しております。内陸県である埼玉にとって、陸上養殖は新たな水産業の形として大きな可能性を秘めていると考えます。
そこで、本県ではこれまでどのような成果や課題が得られているのか、農林部長に伺います。
A 竹詰一 農林部長
令和6年度に陸上養殖施設を水産研究所に整備し、令和7年3月からワカサギやホンモロコを導入して飼育環境の検討を開始しました。
魚の生育状況を見ながら、水温や飼育密度、餌の種類、水質維持に必要なろ過装置などを試験しています。
この結果を生かし、令和8年度はワカサギの育成試験を予定しています。
今後も、陸上養殖の研究を進め、本県水産業の発展に取り組んでまいります。