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ページ番号:58757

掲載日:2023年5月18日

平成27年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (宇田川幸夫議員)

風しんの予防接種について

Q 宇田川幸夫議員(自民

病気の予防には予防接種が一般的に広く行われております。予防接種は、主に国と市町村で予防接種基本計画のもとに実施されているところであります。現に、国の予防接種ワクチン分科会では、任意接種でありましたB型肝炎、おたふく風邪、ロタウィルスなどのワクチンの定期接種化が進められており、一刻も早い定期接種化が望まれます。
また、予防接種は子育て支援の面もあります。平成24年から平成25年にかけて、風疹の予防接種を受けていない世代で風疹が大流行したことがありました。風疹は、妊娠初期の女性が感染すると、生まれてきた赤ちゃんに先天性風疹症候群という難聴や白内障、心疾患などの障害が生じる病気になることが知られています。このような予防接種を受けることで防げる病気をなくすことも、立派な子育て支援になると考えます。県として先天性風疹症候群を防ぐために、妊娠の対象となる方々への支援を行うべきと考えますが、保健医療部長に御所見を伺います。

A 石川 稔 保健医療部長長

風しんは、免疫のない女性が妊娠初期に罹患すると胎児に感染して、先天性風しん症候群といわれる心疾患、難聴、白内障などの重い障害が出生児に引き起こされる危険がございます。
我が国では、平成25年に全国で前年の6倍を超える14,344人の風しん患者が発生し、県内でも608人の患者が発生いたしました。
また、先天性風しん症候群の出生児は全国で32人、本県でも3人となりました。
このため、県では平成26年度から、妊娠を希望する16歳から50歳未満の女性及びその配偶者を対象として、無償で受けられる風しん抗体検査を開始いたしました。
平成26年の検査の開始から今年7月までに、合計5,748人の方にこの検査を受けていただき、そのうち1,502人の方に風しん予防接種の勧奨を行いました。
こうした取組により、平成26年には、幸い県内では先天性風しん症候群の出生児はいませんでした。
今後とも妊娠を希望する多くの方に抗体検査を受けていただき、先天性風しん症候群の発症を防いでまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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