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ページ番号:58716

掲載日:2023年5月18日

平成27年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (板橋智之議員)

辰井川の改修事業の推進について

Q 板橋智之議員(自民

9月、台風18号の影響で降った大雨は、茨城県、栃木県、宮城県を中心に多くの死者が出るなど、甚大な被害をもたらしました。テレビ放映された画像を見ると、川の氾濫の恐ろしさを感じると同時に、日ごろからの治水対策の重要性を誰もが痛感したと考えます。
さて、辰井川は、今では一級河川ですが、その昔、戦時中、農業用水として地元農事組合の人たちが勤労奉仕で手掘りでつくり上げたことがその起源であります。私の生まれ育った現住所でもある川口市東本郷源流から約1.3キロのところにある新郷多目的遊水地までの区間が、いまだ未整備です。さきの9月の大雨で、未整備の辰井川から相当量の雨水が遊水地に流入しましたが、辰井川の未整備区間の周辺では、今回も玄関先まで雨水が浸水するなどの被害が多発いたしました。
この未整備区間は、新郷東部第二土地区画整理事業と県が連携をして事業を行っていくことになっております。この進捗がとても遅いのです。特に多目的遊水地に面した北側は、地権者の権利調整が完了した部分が大半であるにもかかわらず、ここ十数年来変化が見られないと、地域住民から工事進捗の強い要望をいただいております。
聞くところによりますと、この多目的遊水地に雨水が入る越流堤の脇に人道橋があり、この橋の建替え設計が、本年、平成27年度、工事が平成28年度、29年度、それからその後に未整備区間を川下から順次改修していくとのことでした。
そこで質問ですが、地権者との調整が済んでいる部分だけでも、人道橋の架換え工事と一体的に改修工事を進めることができないものでしょうか。県土整備部長に御見解をお伺いします。

A 浅井義明 県土整備部長

辰井川は延長約5.2キロメートルの一級河川で下流から約3.9キロメートル区間の整備が完了しております。
残りの区間につきましては、上流から950メートルの河川改修を川口市が、残りの370メートルと新郷多目的遊水地の整備を県が担当しております。
県が担当する370メートルの河川改修については、現在までに下流から115メートルが完了しております。
川口市の歩行者用の橋りょうの架換えにつきましては、平成27年度から3年間で県が費用を負担し、市が施工しております。
御質問の、地権者との調整が終了し、用地が確保出来ている橋りょうの上流部については、議員御話のとおり、橋りょうの架換えと一体的に河川改修を進めてまいります。
今後とも地域の治水安全度の向上を図るため、地元川口市と連携しながら辰井川の整備を推進してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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