トップページ > しごと・産業 > 農業 > 技術支援 > 活躍する埼玉青年農業者特集 > 活躍する埼玉青年農業者特集2 > 活躍する埼玉青年農業者(神山久美さん(滑川町))
ページ番号:187553
掲載日:2022年6月21日
ここから本文です。
「まだまだ、わからないことだらけ・・・。」と漏らす、神山さん。滑川町を中心に父、叔父3人で米10ha、麦5ha、大豆10ha、そば3haを栽培しています。
神山さんが農業を始めたきっかけは、父昌美さんが体調を崩されたことがきっかけです。それまで当たり前としてみてきた風景、だけど管理する人がいなくなれば田畑が荒れてしまうと、それまで勤めていた会社を辞め、父の後を継ぐことを決心したそうです。
けれど農業経験などほとんど無いことから、父の勧めもあり、埼玉県農業大学校で農業の基礎を学びました。ここでの経験は、現在の作業に活かされていることはもちろん、同窓生との繋がりには、今もとても助けられているそうです。
農業大学校を卒業したとはいえ、まだまだわからないことも多い中、1年目は精米作業から始め、2年目の今年は栽培全般に携わり、一通りの作業をこなしました。「とにかく、やってみなきゃっ!」と大型機械も率先して操作しているそうです。
神山家では、直売や農協出荷の他、飲食店や加工業者へも納入しています。
「お父さんのときからのお客様に、味が落ちたなんて言われないように!!」と一つ一つの作業に気を抜かず、安心安全、おいしい農産物作りを心がけています。
「これからの販売には、女性目線のきめ細かな情報伝達も大切!!」と食材の使い方や品種情報をお知らせするなど、心配りも忘れません。
「今はこつこつ経験の積み重ねですが、ゆくゆくは法人化をして若い人を雇用し、農業に関わる人を増やしていきたい。」と夢を語ってくださいました。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください