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掲載日:2022年6月21日
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山下まどかさんは、夫の信哉さんとともに、鉢花と花苗を生産・販売する「合同会社神花園」を経営しています。栽培施設に併設された直売所「M'sフラワー」は、まどかさんが責任者を務めています。
まどかさんは、学生時代に油絵で花を描くうちに魅了され、花業界に進むことを決意しました。花について学び、東京の生花店に就職しましたが、切り花の儚さに接するうちに、根のある花を育てる喜びを伝えたいと感じたそうです。そこで鴻巣花壇に転職し、仕事をきっかけに出会った花き農家の山下信哉さんとの結婚を機に、平成22年から販売部門の責任者として農業に携わりはじめました。
まどかさんは、就農を機に「グリーンアドバイザー」と「ハンギングバスケットマスター」の資格を取得し、お客さんに花の育て方や楽しみ方を伝える努力をしています。
また、地域の方の憩いの場を提供したいという想いから、直売所にはキッズスペースとカフェスペースを設置して、ゆっくりお花選びを楽しめる工夫をしています。昨年からはバリアフリーのトイレも設置し、地元の高齢者の方がお孫さんと一緒に訪れることが増えました。お客さんと接する機会が増えたことで、今まで以上に生産部門に消費者目線を取り入れることができているそうです。
まどかさんの今後の目標のひとつは、「花育」活動の拡大です。
現在、まどかさんは地元の小学校を中心に、体験学習の講師として、花や野菜の育て方を子供たちに教えています。この活動をさらに広い地域、多くの年代の方に拡大して、花が身近にある幸せを知ってもらいたいと願っているそうです。
前向きにひたむきに、花と地元の方々と日々向き合っているまどかさん。
これからの活躍も応援しています!
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