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掲載日:2022年6月21日
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落合京子さんは秩父市で米と加工品づくりに取り組んでいます。
以前はOLとして働きながら米づくりをしていましたが、「このまま雇われの身で終わってしまってよいのか?自分の好きなこと、色々なことをやってみたい!」という想いが日に日に大きくなっていったそうです。元々自分の飲食店を開きたいという想いがあり、「まずは何か作って販売するところから始めよう」と考えました。決断してからの行動は早く、レストランでの仕事経験もあり、調理師免許を取得していたため、加工品の試作を始めました。
経営についても学びたいと考えた落合さんは、平成29年に「農業女子キャリアアップ講座」を受講し、経営者としての視点を学び、今後の活動計画を立てました。また、他の地域で活躍している高い意欲をもった女性農業者との交流も、非常に良い経験となったそうです。
受講と並行し、平成29年10月に加工施設「白ふくろう」を整備し、まんじゅうとシフォンケーキ作りに取り組み始めました。まんじゅうはイースト菌を使ったふっくらした生地で、味噌やしゃくし菜漬けなど、地元の味を包んでいます。ふわふわのシフォンケーキも人気で、現在は地元産の柚子ジャムを使った新商品を開発中です。現在はJAちちぶの農産物直売所3か所で販売しており、今後は秩父郡内の道の駅での販売も予定しています。
実はまんじゅうの作り方を教わったのは一度だけで、それ以降は自分自身で試行錯誤を繰り返したそうです。
「品質を高めようとすると次々と課題がでてくるため、いつも解決策を考えています。大変ですが、その解決策を考えて試行錯誤している時が一番楽しいかもしれません。」と語ってくれました。
いずれは「自分の飲食店を開きたい」と好奇心旺盛、研究熱心な落合さん。秩父の自然に囲まれた雰囲気溢れるお店を目指しているそうです。
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