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掲載日:2022年6月21日
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前野紗希さんは2016年に高等学校卒業後、秩父市下吉田にぶどう畑をもつワイナリー「秩父ファーマーズファクトリー」に就職就農しました。
高等学校の農業科で果樹を専門に勉強した前野さんが、秩父ファーマーズファクトリーに就職したきっかけは、学校で行なわれた企業見学でした。
「ぶどうは小さい頃からよく食べていましたし、大好きです!」と笑顔で語る前野さんは、秩父の山々にかこまれた広大な土地に並ぶぶどうの垣根を見た際に「ここで働きたい!」と一目ぼれしたそうです。
その後も熱心にワイナリーへ通って話を聞き、就職に至りました。
高等学校では棚栽培の生食用ぶどうを栽培管理していましたが、垣根仕立てのワイン用ぶどうは就職して初めて扱ったそうです。
「2年経った今でも、毎年天候や樹の状態で作業が変わるため、日々勉強です。」と語ります。
就職当時は未成年だったため、ワインの香りをかいだり、他の従業員のかたが試飲した感想をメモしたりして、飲まずにワインごとの特徴を覚え、ワインを購入するお客様に説明をしたという勉強熱心なエピソードも聞かせていただきました。
仕事は、ぶどうの栽培管理からワインの瓶詰めや醸造の手伝いなど様々です。
繁忙期には、従業員総出で1日2,000本ものワインを瓶詰めにするそうです。
「中学校、高等学校は皆勤賞でしたし、体力には自信があります!」という前野さんは、繁忙期にはワイナリーの一員として休むことなくワイン作りに精を出しています。
今後の目標は、1年を通したワイン用ぶどうの栽培管理を覚えること。
様々な作業をこなす前野さんは、ワイナリーと秩父のぶどう産地にとって欠かせない存在として期待が寄せられています。
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