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掲載日:2026年7月9日
Q 八子朋弘 議員(県民)
今年の春から公立、私立を問わず、所得制限のない高校の授業料無償化がスタートいたしました。結果、私立高校への進学希望者が増加し、埼玉県では令和7年度入学者選抜で公立普通科1.16倍であった倍率が、令和8年度1.08倍とマイナス0.08ポイント低下となり、全国的にも公立高校の志願倍率が低下をいたしました。
高校教育を取り巻く環境が大きく変化する中で、これからの時代、公立高校に求められる役割、存在意義を埼玉県はどう考えておられるでしょうか。私は、県民の税金を使いまして運営している以上、県の発展や課題解決に資する人材育成という視点も大切であると考えております。
さきの議会の代表質問でも民主フォーラムの木村議員が同趣旨の質問をしておりましたが、私からも改めて知事にお伺いいたします。
A 大野元裕 知事
高校の授業料が無償化されることで、多くの生徒にとって、私立高校への進学が大きな選択肢となり得るものと考えます。
我が国においては、私立大学が多くの学生を輩出する役割を担う一方で、これら私立大学が都市圏に集中した結果、地方部における大学の選択肢が減少したとの指摘もあります。
このような中、公立高校は、私立高校の配置状況を考慮しながら、県内全ての地域において、誰もが等しく教育を受けられる機会を保障する教育基盤としての役割を担っております。
また、地域の産業や課題と密接に関わる分野については、地域社会の発展に資する人材育成を進めていくことが重要であり、今後の私学の在り方を注視しながら公立高校の在り方を検討する必要があると考えます。
このように、公立高校は、教育の機会均等、地域社会の維持・発展への貢献といった教育に求められる役割を確かなものとしていくことが重要と考えております。