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掲載日:2025年10月22日
Q 諸井真英 議員(無所属)
私は、去る9月14日、県立浦和高校の浦高祭に伺いました。とにかく人が多くて校舎内を移動するのも大変なぐらいたくさん来場者がいましたけれども、校長先生に許可を頂いて生徒さん約30名と保護者の方数名に直接、共学化問題について話を伺いました。
結論から言えば、答えは全員が共学化反対ということでした。30人聞いて1人ぐらい賛成の人がいるかなと思ったんですけれども、いませんでした。これが現実です。
そして、質問した後に私の身分を明かしましたけれども、僕たちの学校を壊さないでほしい、伝統を壊さないでほしいと、そういう強い調子で懇願をされたところです。
教育委員会の役割というのは、特定の価値観を押し付けるのではなくて、様々な子供たちの希望に応えてそれぞれの能力を伸ばすことができる環境を提供すると、それが教育者のやることではないかというふうに思います。
予算委員会で私は、教育長に対して教育長自ら県立別学高校に直接訪問して当事者の声を聞くべきだというふうに進言しましたけれども、その後、行かれたという情報ないんですけれども、改めて強く要請をいたします。
そこで、早急に別学高校を訪問して、当事者である高校生あるいは保護者等関係者の声を聞く対話集会、意見交換会を開催することを提案しますけれども、教育長の御所見を伺います。
A 日吉亨 教育長
県教育委員会では、直接生徒や保護者などの意見を聞くために、共学化に関する意見交換会を開催してまいりました。
このことから、教育長として共学化に関する意見を把握することを目的に、男女別学校を訪問し、意見交換会を開催することは予定しておりません。
私は、これまでも、様々な方からご意見をいただいてきたところですが、今後も、県民の皆様から意見をおっしゃりたいという御要望があれば、できる限りお会いするなどしてご意見を伺ってまいりたいと存じます。
再Q 諸井真英 議員(無所属)
直接当事者の声を聞くというのが一番いいと思いますけれども、直接聞きたくないという理由は何かあるんでしょうか、お答えください。再質問です。
再A 日吉亨 教育長
繰り返しになりますが、県教育委員会として、これまでも直接生徒や保護者などの意見を聞くために、意見交換会などを開催してきたところでございます。
組織として対応しているところでございますので、その内容につきましては、随時報告をさせております。
このことから、私自身が共学化に関する意見を把握することを目的として、別学校を訪問することは予定はしておりませんが、今後とも様々な意見、県民の皆様からおっしゃりたいというご要望があれば、できる限りお会いなどして伺ってまいりたいと存じます。
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