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掲載日:2025年10月22日
Q 諸井真英 議員(無所属)
今、埼玉県は県民に、そして国民全体にどう思われているかということを、知事をはじめ県職員の皆さんは考えたことがあるでしょうか。魅力があふれる埼玉県ではあるんですけれども、現状、私のところに届いている県内外の人の声をまとめますと、今の埼玉県のイメージは4点に集約をされます。
1点目、犯罪行為、迷惑行為を行う外国人が多く住み、治安が悪い埼玉県。
2点目、県民の声を聞かず、県民の願いを無視した政策を進める埼玉県。
3点目、公文書、公的情報を開示せず隠蔽する埼玉県。
4点目、県民よりも特定の人、組織の利権ファースト埼玉県。
知事のキャッチフレーズは「日本一住みやすい埼玉県」ですが、埼玉県の現状に不満の声が多いということは、大野知事のSNSに大量のネガティブなコメントがついていることからも明らかかと思います。
そこで、お伺いしますけれども、大野知事は県のこの現状をどういうふうに認識しているのか、お伺いいたします。
A 大野元裕 知事
県内にお住まいの無作為抽出した満18歳以上の方を対象に、令和6年度に実施をした県民満足度調査では、県政全般について「満足している」及び「ある程度満足している」と回答した方の割合が57.1パーセントと全体の6割近くを占めました。
一方、「あまり満足していない」、「満足していない」と回答した方は26.3パーセントと少ない割合にとどまっております。
こうした結果から、これまでの県政運営に対し、県民の皆様から一定の御評価を頂いていると受け止めていますが、現状に満足することなく、調査結果の推移にも目を向けながら、これからも不断の県政改革に努めてまいります。
また、私は知事就任以来、県内各地域の現場を訪問し意見交換を行う「ふれあい訪問」や「どこでも知事室」を定期的に実施するとともに、県政に関する御意見・御提案などをお寄せいただく「知事への提案」制度を設けるなど、県民の方々から直接お声を頂く機会を重視してまいりました。
SNSでお寄せいただく県政に関する御意見の中には、諸井議員の挙げた「治安が悪い」や「利権ファースト」など明確なファクトを欠き風説ともいうべき内容がございますが、他方で、県民の抱く不安感については真摯に受け止め対応しなければならないと考えております。
例えば、外務省へのトルコ共和国との相互査証免除協定の一時停止に関する要望は、こうした不安への対応の一つとなります。
引き続き、県民の皆様から頂く声を大切にさせていただきながら、「日本一暮らしやすい埼玉」の着実な実現に向けて取り組んでまいりたいと考えています。
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