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掲載日:2025年10月22日
Q 諸井真英 議員(無所属)
埼玉県内における外国人による窃盗や性犯罪などの刑法犯、交通事故、ごみ出しや騒音に関わる迷惑行為については、連日メディアに報道されており、今や多くの国民が知るところであります。今年6月には髙木議員、そして奥富川口市議をはじめとする地方議員の視察団がクルド人数名に車で追跡され、逃げ込んだ武南警察署の駐車場で監禁され、罵声を浴びるという事件も発生をしております。
そのような中、大野知事は8月4日、外務省を訪問し、先ほどお話がありましたトルコ国籍者の短期滞在ビザ免除一時停止を求める要望書を提出されましたけれども、外国人の不法行為・迷惑行為によって不安が増大している県民の思いを代弁する行動であって、遅きに失した感はありますけれども高く評価をいたしております。
そこで、(1)シラコバト基金への寄附に対する感謝状についてお伺いいたします。
3月の予算委員会でも伺ったんですけれども、知事は、昨年1月、シラコバト基金に100万円を寄附した不法滞在クルド人が経営する会社に対し感謝状を出しましたが、知事は当初「個人から頂いたわけではない。代表者が日本人なので問題ない」というふうに答弁をされましたけれども、その後、産経新聞の指摘で「代表者は日本人ではなかった」と答弁を訂正されております。
また、感謝状を受け取った不法滞在のクルド人は、今年3月に暴行罪で逮捕され、7月には入管により強制送還となりました。さらに、当該人物は警察庁にテロ組織として認定されているPKKのメンバーであり、帰国後にトルコ政府にPKKの関係者として逮捕されたと報道をされております。
まず、ア、贈呈は適切だったのかですが、これらの経緯を踏まえ、改めて感謝状贈呈は適切だったといえるのか、知事にお伺いいたします。
A 大野元裕 知事
県では、議員御指摘のシラコバト基金への寄附を頂いた企業に対し、令和6年1月に感謝状の贈呈式を行いました。
この企業の代表者は議員御指摘の方ではございませんが、贈呈式には御指摘の方が出席をされ、代表者に代わり感謝状を受け取ったものと承知をしております。
感謝状は、寄附を頂いた企業に対して贈呈したものであり、シラコバト基金事務取扱要綱に従い、適切に行ったものと考えております。
再Q 諸井真英 議員(無所属)
再質問させていただきますけれども、サイドブックスにも示しましたけれども、非常に親密そうな写真というのがあるわけでありまして、そして知事はこの方はよく知らないというふうにインタビューに答えていたようですけれども、複数枚写真を撮られていろんなところで一緒になっているということで、知らないというのもあまり考えられないのかなというふうに思っております。
そしてまた、難民申請4回とか、旅券偽造で逮捕されたりだとか、そういうふうな状況の中で、しかも会社がその方が代表じゃないからいいんだと言っても、社名がその方の名前そのものでありますので、普通、社会通念上、その名前の会社に出せば、その人に出しているとそういうふうに私も当初判断していましたけれども、やはりそのことから考えても不適切なんじゃないかなと思いますけれども、もう一度答弁を求めます。
再A 大野元裕 知事
その方のこと、私もいまだによくわかりません。正直、存じ上げておりません。
写真は何枚も色々な方と撮りますので、御指摘をいただいてからそういう方であったかと、繋がったと、そういうことであります。
なお、先ほどお話をさせていただきましたとおり、感謝状は、寄附を頂いた企業に対してあくまでも贈呈をしたものであり、要綱に従い、適切に行ったものであります。
ちなみに、企業と個人が一緒になることは当然ないと考えています。
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