トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和7年9月定例会 > 令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 10月1日(水曜日) > 諸井真英(無所属) > 令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(諸井真英議員)
ここから本文です。
ページ番号:274145
掲載日:2025年10月22日
Q 諸井真英 議員(無所属)
今年3月4日、米国トランプ大統領の施政方針演説の中で、トランプさんはコンビニに行く途中で南米出身の不法移民のギャング男に暴行された上、殺害された13歳の娘さんを持つ母親を演説会場に招き、彼女の前で国境を守って国民の命を守ると約束をし、暴行が行われた現場の公園を被害者の少女の名前に変更して、「我々は彼女の苦しみを永遠に忘れない」と、そのようにおっしゃいました。ここが一番拍手と歓声が上がったところであります。なぜなら国民を守ること、それが政治家の仕事であり、国民、県民から求められることだからだというふうに思っております。
一方、我が埼玉県では、川口市において14歳と12歳の少女が性的暴行を受けて、再犯執行猶予中、仮放免中のクルド人が逮捕されていますが、県警は事件を発表せず、既存メディアは産経新聞以外は黙って報道をせず、知事は「発表していないから何とも言えない」と、そのようなコメントをされました。午前中の質疑でも「多文化共生が大事だ」とそういうお言葉もありましたけれども、このアメリカの政府との違いに多くの県民が不安と怒りを感じているというのが、先ほどのSNSのお話だったというふうに思います。
外国人の犯罪は都合が悪いから発表しない、報道しない、私の所管ではないから関係ないと、そういう態度は、日本人の命、安全を軽視した外国人ファーストというふうに県民の目には映っております。そこで、質問ですけれども、大野知事は今までの姿勢を改めて、県民の命を第一に守る取組というのを今後行っていく気持ちがあるのかどうか、お伺いいたします。
A 大野元裕 知事
県民の安心・安全を守ることは、我々行政の最も重要な使命だと考えております。
県民の皆様の安心・安全を担保するため、例えば、令和5年に警察本部に対して県南の治安の強化の要請を行ったほか、仮称ではありますが、川口北警察署の新設を進めております。
また、令和6年の刑法犯認知件数の増加率については、国の平均を下回るなど、治安悪化の具体的統計など国を説得する事実関係が乏しいにもかかわらず、強く国に要望を行った結果、令和7年度は、埼玉県に全国最多の警察官175人の増員が認められ、全国の増員数の3分の1以上を占めることとなりました。
国籍や民族にかかわらず、犯罪などに厳しく対処することは、今後も変わることがない私の姿勢であります。
引き続き、地域の治安維持体制強化に向けた支援を行い、県民の安心・安全を守ってまいります。
再Q 諸井真英 議員(無所属)
再質問させていただきますけれども、何もやっていないというつもりもありませんし、おっしゃられたことはそのとおりだと思いますけれども、よく国籍にかかわらずというふうにおっしゃるんですけれども、やはり外国人の犯罪においては、ここにいる、日本にいるということ自体が、前提が日本人とは法的な位置付けが異なっておりますので、やはりその国籍にかかわらずということに関しては、よくお考えになっていただければと思います。もう一度、答弁をお願いします。
再A 大野元裕 知事
質問の趣旨が外国人であるということを、あるいは国籍に関わらずということではなく、治安についてということだというふうに、理解をいたしました。
ちなみに、刑法に関しては、外国人であろうと日本人であろうと、同じ対象になりますので、国籍・民族に関わらず、治安に対してはしっかりと取り組んで行きますし、警察にも取り組んでいただきたいと考えております。
再々Q 諸井真英 議員(無所属)
この問題であまり時間を使うつもりないんですけれども、基本的人権というのが外国人にはありません。そのことと今のことの関連性としてどうなのかという質問になりますけれども、再々質問ですけれども、よろしくお願いします。
再々A 大野元裕 知事
基本的人権が外国人にはないという認識は私にはございません。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください