トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和7年9月定例会 > 令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 10月1日(水曜日) > 平松大佑(県民) > 令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(平松大佑議員)
ここから本文です。
ページ番号:274132
掲載日:2025年10月22日
Q 平松大佑 議員(県民)
具体的にお話をお聞きしたいと思いますが、私はやはり体系的、継続的にこういった機会をつくるということが大切だというふうに考えております。こどもたちがデジタルを使い、作りたいものを自ら考え、トライアル・アンド・エラーを繰り返しながら創造していく体験というのは、先ほど申し上げたとおり、こどもたちのデジタルスキル育成や創造力を育むことにもなります。
御説明も頂きましたけれども、現在、小・中学生を対象とした体系的、継続的な事業というのは、まだ整備をされていない状況であります。単発ではない常設の拠点や巡回型のワークショップなど、体系的な事業としてデジタル体験できる環境を展開していくべきと考えますがいかがでしょうか。
A 大野元裕 知事
議員御指摘のとおり、こどもたちのデジタルスキルの育成については、単発的な体験会ではなく、年代や習得レベルに合わせたメニューの提供など、体系的な事業展開が求められる取組であると考えます。
そのためには、本県での実施に向けて、現在のデジタル教育に関する取組状況を踏まえ、どういった環境がこどもたちにとって効果的であるかを検討する必要があります。
また、デジタル技術の進展は早いことから、将来の技術トレンドをいかに反映させるかといったことも考慮する必要があります。
さらに、人材育成は長期的なスパンで実施すべきものであるため、中長期的な視点で費用対効果も考慮をするべきだと考えています。
本県では、現時点では教育の現場を除けば、このような取組は実現をまだしていないというふうに考えてはいますが、バーチャル埼玉のようなデジタル空間での体験を促す仕組みも保有しており、様々な機会や体験を通じ、あるいは媒体を通じて、こどもたちの創造力を育む環境が整備されてきております。
こうした観点を踏まえ、本県にとり効果的な取組として体系化をできるかについて、検討を進めてまいりたいと考えます。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください