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掲載日:2025年10月22日
Q 平松大佑 議員(県民)
東京都と隣接する中で、あえて埼玉でスタートアップを立ち上げ、継続してもらうには、県ならではの強みを更に磨き、打ち出していくことが重要です。
地の利だけではなく、スケールするスタートアップにとって魅力と感じる強みが必要と考えます。そのためには、埼玉経済の歴史的文脈を踏まえ、各地域と連携して埼玉の強みを更にあぶり出していく必要があると考えます。
また、ロボティクスとの連携、実証フィールドの活用等の強みを生かした取組が必要と考えますが、知事の御見解を伺います。
A 大野元裕 知事
議員御指摘のとおり、スタートアップが埼玉県に立地し、事業を継続していただくために、埼玉県ならではの強みを磨いていくことは重要と考えます。
本県では、古くから鋳物づくりが行われるなど、ものづくりの歴史が深く、現在も裾野が広い自動車関連産業をはじめとした製造業が集積し、「ものづくり県」としての強みがあります。
さらに、首都圏という巨大消費地の中央に位置することから、食料品製造業の出荷額が全国第2位であるほか、農業も盛んであり、里芋、ねぎ、ほうれんそうなど全国上位の生産量を誇る野菜や、ブランド力のある狭山茶などもございます。
このような歴史的文脈からの強みに加え、特色ある実証フィールドとして、現在県が整備中の(仮称)SAITAMAロボティクスセンターのほか、アグリテック企業に対して農地の紹介を行っている深谷市、企業からの要望に応じ様々な実証の場を提供する横瀬町などもございます。
また、本県は交通の便が極めて良好で、これらの相互の連携にも適しているという特性があります。
こうした本県ならではの強みをアピールするとともに、各地域と連携して新たな強みを発掘することで、地域産業とのシナジーを図りたいスタートアップを引き付けてまいりたいと思います。
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