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掲載日:2025年10月22日
Q 平松大佑 議員(県民)
粒度の細かいデータを利活用するには、教育局内のデータに加え、他部局等が持つデータや、学校が契約する民間企業のアプリケーション内に蓄積されたデータ等との連携を早期に開始する必要があると考えます。県立高校では既に補助金などを活用し様々なアプリを導入しており、有益なデータが蓄積されているはずです。
今後は、情報セキュリティや個人情報保護に留意しながらも、契約の段階でデータの利活用について民間業者と合意形成し、データ収集できる仕組みを整えるべきと考えますが、教育長の御見解を伺います。
A 日吉亨 教育長
民間企業の学習用アプリケーション内にある学習履歴等のデータを収集できる仕組みを整えることは、教育データの利活用を進める上で重要であると考えます。
一方、収集するデータの内容によっては、情報セキュリティや個人情報保護の観点から課題が生じることもございます。
今後は、関係者と留意すべき点について整理し、合意形成を図りながら、円滑に有効なデータを収集する仕組みについて研究してまいります。
再Q 平松大佑 議員(県民)
民間にあるデータ等を利活用する場合、名寄せの課題があります。
例えば、民間が持つ漢字表記の「平松大佑」というデータと、学校のシステムにあるアルファベットの「HIRAMATSU DAISUKE」というデータを、正確に同一人物としてひも付ける作業は非常に困難です。
この問題を解決するため、グーグルアカウント若しくは校務支援システムなどマスターのデータベースと連携し、シングルサインオン作業の前提に整備をしていく必要があると考えますが、いかがでしょうか。
再A 日吉亨 教育長
議員御指摘のとおり、複数の異なるシステム間に存在する児童生徒等の様々な教育データを正確に紐付けるには、「名寄せ」が重要であると認識しております。
また、名寄せされた教育データを利活用する際には、一度の認証で複数のシステムを横断的に利用できるシングルサインオンが、利用者の利便性を向上させ、データの正確な連携及び統合を担保する土台になるものと考えております。
今後、他の自治体や事業者から情報収集しながら、県立学校における必要な教育データの整理及び利用者の利便性を考慮した環境整備について、積極的に検討してまいります。
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