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掲載日:2025年10月22日
Q 平松大佑 議員(県民)
既にデジタルが社会の前提となり、ChatGPTo1など一部の生成AIでは、人類のIQの平均を超えるIQ130に達している状況です。
AIをはじめデジタル活用できる能力、AIでは代替できない能力を身に付けてもらうため、次代を担うこどもたちが学校教育以外でのデジタル体験を通して、創造力や創造性を磨く機会を作っていくことが、こどもたちの将来、ひいては埼玉県の可能性を広げる上で不可欠だと考えます。県として学校外でのデジタル教育の機会を創出していく必要があると考えます。
県では、庁内や県内企業のデジタル人材育成に取り組んできましたが、家庭環境や地域格差にかかわらず、こどもたちがデジタルに親しみ、スキルを上げていく、デジタルを活用して新たなものを創造していく取組を実施していく。つまり、こどもたちをはじめ県民のデジタル活用を盛り上げていく観点も、これからは必要ではないでしょうか。知事の御答弁を求めます。
A 大野元裕 知事
これからのデジタル社会の担い手となるこどもたちにとって、デジタル体験を通じて想像力や創造性を磨く機会に触れることは、デジタルへの親和性を高め、スキルの向上に資すると考えます。
一方で、そうした機会をより有効的に生かしていくためには、デジタル体験と合わせて、基礎的なデジタルリテラシーを習得させることも必要であります。
DX推進計画の教育ビジョンでは、「デジタル技術の活用により、未来を切り拓き、社会の創り手となる人材を育成する」という将来像を掲げています。
また、学校教育では、学習の基盤となる資質・能力の一つに情報活用能力があり、授業の中でプログラミング等に関する学習活動が行われています。
さらに、県では学校以外において、職業体験として、民間企業や団体と連携し、プログラミングやドローン操縦など、デジタル技術に触れるリアル体験教室を開催をしています。
ほかにも、彩の国ビジュアルプラザにおける映像コンテンツ制作の体験や、メタバース空間を活用したバーチャル埼玉における交流会など、様々な切り口でデジタルに接する体験の機会を提供をさせていただいております。
こうした県が実施する取組のほか、官民連携による民間主導の取組など様々な手法が考えられるため、本県にとりどういった手法が更に効果的であるか検討をしてまいります。
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