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掲載日:2022年12月27日
Q 村岡正嗣 議員(共産党)
11月3日に埼玉県立近代美術館は40周年を迎えました。先日、視察した折には、建築家黒川紀章氏の設計の建物に北浦和公園の紅葉が映え、自然と建築の一体美を見せていただきました。
以前、同館を訪れた際、館長からこの美術館を含めた北浦和公園をアート空間と捉え、発展させるというお考えをお聞きしました。東京の美術館と同じことはしたくないという館長の意気込みに感動したものです。美術館の外には15もの彫刻が配置され、中でも成長する彫刻、橋本真之氏の「果実の中の木もれ陽」は、雑木とともに成長しており、感動を得ました。
美術館を包摂した北浦和公園全体をアート空間とすることについて、教育長の見解をお伺いします。
A 高田直芳 教育長
近代美術館は、北浦和公園の敷地内において、公園との一体感を念頭に設計、建設されたものです。
北浦和公園全体をアート空間とすることは、建設当初のコンセプトにも合った、今後の近代美術館運営の方向性として意義深いものと考えます。
現在、北浦和公園内には、議員お話しの「果実の中の木もれ陽」などの彫刻のほか、近代美術館を設計した黒川紀章氏の「中銀カプセルタワービル・住宅カプセル」など複数の作品を屋外展示しており、公園を訪れるだけで作品が鑑賞できる空間となっています。
また、近代美術館では、毎年、アート体感ワークショップ「MOMASのとびら」を開催し、屋外の彫刻を親子で洗って鑑賞する「彫刻あらいぐま」といった、公園全体がアート空間と感じられるイベントなども実施しています。今後も、こうしたイベントをさらに充実するなど、県民がアートに親しむ機会を提供することを通して、北浦和公園全体をアート空間としてより一層活用するよう努めてまいります。
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