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掲載日:2025年12月22日
Q 柿沼貴志 議員(自民)
県では毎年、「北朝鮮に拉致された日本人を救出する埼玉の会」の皆さんと共に、「拉致問題を考える埼玉県民の集い」を開催しています。また、県内各地で拉致問題に関するパネル展示を行うなどの啓発活動に取り組んでいます。
今年9月28日には、私の地元行田市において映画「めぐみへの誓い」の上映会が市と県の共催により開催され、多くの市民の方に来場していただきました。県の方からも挨拶いただくなど様々な協力を頂き、大きな成果を上げることができました。
このように県が努力をしていただいているということは承知しているんですが、それでも私は全国で都道府県初の条例を制定した我が県にしては、現在の普及活動の取組は余りに少ないのではないかというふうに考えています。映画「めぐみへの誓い」の更なる上映支援をはじめ、デジタルサイネージを活用した広報、公用車やバスへの広報ステッカーの貼付など、広く県民に対して拉致問題を啓発するためにやれることはまだまだたくさんあるのではないでしょうか。
従来の取組を漫然と続けるのではなく、埼玉県が拉致問題解決の強いリーダーシップと本気の姿勢を内外に示し、全国の地方自治体の見本となるような取組を考えるべきだと考えますが、今後の取組の強化について、福祉部長にお伺いいたします。
A 岸田正寿 福祉部長
県では「北朝鮮に拉致された日本人を救出する埼玉の会」と共に「拉致問題を考える埼玉県民の集い」を平成15年から毎年開催してまいりました。
今年は、条例制定を踏まえ、より多くの県民の方に関心を持っていただくため、9月20日に、埼玉会館で拉致被害者である蓮池薫さんと曽我ひとみさんに御講演をいただきました。
拉致被害者御本人の言葉は、御来場いただいた約500人の方の心に強く響いたものと思います。
また、11月14日の県庁オープンデーには、親子連れなど若い世代に拉致問題について知っていただけるよう、啓発アニメ「めぐみ」を上映しました。
さらに、現在、本庁舎及び第二庁舎1階に設置されているデジタルサイネージを活用した広報も実施しています。
今後、御提案いただいた事項を含め、様々な媒体や手法の活用を検討し、一層効果的な啓発活動に努めてまいります。
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