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ページ番号:277008
掲載日:2025年12月22日
Q 柿沼貴志 議員(自民)
訪れる方々は全国的に見れば決して少なくないにもかかわらず、先ほど言ったように観光で行きたいと思ってもらえない、この状況を何とかしないといけないと思っています。観光予算をさらに増やして、県内外から長期的に多くの方が訪れてもらえるよう観光誘致策に取り組めば、観光意欲度の低さは改善していくものと考えます。
そこで、具体的に埼玉県として観光施策にどのように取り組んでいくのか、もう一度、知事に伺います。
A 大野元裕 知事
本県では、東京に隣接し、アクセスが良いという地の利を生かし、首都圏を中心に誘客を行っています。
その上で、多くの方に何度も来ていただく、特に観光で訪れていただくためには、本県の魅力を継続的に打ち出し、知ってもらうことが重要です。
そこで、テーマに応じたターゲットに訴求する手段を活用して情報発信を行っております。
例えば、いちご狩りでは20代から40代の女性を、酒蔵見学では熟年層をメインターゲットとして捉え、旅行雑誌やSNS、BS番組など、それぞれの層に響く媒体を組み合わせて戦略的な観光誘客を図っております。
また、季節ごとに魅力あるコンテンツを打ち出し、年間を通じて何度でも足を運びたくなるプロモーションを行っています。
例えば、行田の場合ですと、一年中様々な魅力はございますけれども、特に夏には古代蓮、あるいは、他の地域では、春は幸手の桜堤、秋は日高の曼殊沙華、冬は長瀞のロウバイなどが例として挙げられると思います。
お祭りでは、春は春日部の大凧あげ祭り、夏は熊谷のうちわ祭り、秋は川越まつり、冬は秩父夜祭など、四季折々、様々な魅力的なコンテンツがございます。
こうした魅力を季節に応じてホームページやSNS、マスメディアなどを活用し、重層的に発信をしています。
これらの取組を行うため、私が知事に就任して以来、観光予算については、約2倍に増やしてきたところであります。
今後も引き続き、魅力あるコンテンツを組み合わせ、訪れるたびに異なる風景に出会い、感動する埼玉を継続的に発信をさせていただきたいと思います。
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