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ページ番号:277007
掲載日:2025年12月22日
Q 柿沼貴志 議員(自民)
ブランド総合研究所が発表した「地域ブランド調査2025」の魅力度ランキングにおいて、調査開始以降初めて埼玉県が最下位という残念な結果になりました。一方で、県オリジナル品種である「あまりん」「べにたま」が全国選手権で最高金賞を受賞し、プレミアムいちご県に3年連続で埼玉県が認定されております。
県では人気が高まっている県産イチゴを観光資源と捉え、県内へ誘客を促進する事業を実施し、埼玉のイチゴがテレビや新聞等のマスメディアに取り上げられることも増えているにもかかわらず、なぜだろうと感じます。また、「観光意欲度」が全国最下位である一方、過去に訪れたことがあるか尋ねる「訪問率」は12位、そのうち「行楽・観光のため」は27位という状況も乖離があるように感じます。
調査方法の是非の議論もあるかもしれませんが、事実として最下位となった魅力度ランキングの結果とそれを受けた県政の方向性について伺います。
まず、ア、最下位脱却に向けた基本認識です。
今回の調査結果と最下位の脱却からに向けた基本認識を知事に伺います。
A 大野元裕 知事
株式会社ブランド総合研究所が公表した「地域ブランド調査2025」では、「観光意欲度」等の結果が影響し、いわゆる「魅力度ランキング」で最下位となりました。
一方で、「教育・子育て」という項目では第2位、「生活に便利・快適な地域」では第4位、そして「居住意欲度」では第16位と、「住みよさ」に関する項目では上位となっており、「埼玉県は、住みやすく利便性は良いが、観光地ではない県」と評価をされていると受け止めております。
議員お話しのとおり、本県には最高金賞を受賞している「あまりん」、「べにたま」、「彩玉」などの食や、年間700万人以上が訪れる川越など、観光の面でも様々な魅力にあふれております。
最近では、こうした埼玉の魅力が毎日のようにテレビ番組などで取り上げられておりますが、残念ながら、その魅力と「埼玉県」という県名がしっかり結びついていない現状があるのではないかと推測をしています。
「魅力度ランキング」が最下位となり、本県に注目が集まっているこの機会を逆に発信の好機と逆手に捉え、多くの魅力が「埼玉県に」あることを県内外の方々に御認識いただけるよう、様々な機会を活用しながら一層PRをしてまいりたいと思います。
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