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掲載日:2025年7月8日

令和7年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(伊藤はつみ議員)

農業者支援でおいしい埼玉県産米の増産を-米不足といいながら転作支援-

Q 伊藤はつみ 議員(共産党)

県は今年度も転作をしたら支援をするという麦・大豆等作付拡大支援事業費2,615万円を予算化しています。米の作付けを減らしてしまったら、ますます米不足に陥ります。近年でどの程度転作されているのでしょうか、農林部長に伺います。

A 竹詰一 農林部長

「麦・大豆等作付拡大支援事業」は、麦・大豆、飼料作物などへの作付転換や生産拡大を支援して農業者の経営安定及び水田収益力の向上を図るとともに、国産需要の高まりに対応する事業です。
県内の麦大豆等の転作面積は、米の需給状況を勘案しながら作付けされており、令和5年産は7,205ヘクタール、令和6年産が6,176ヘクタールとなっております。
令和7年産につきましては5,587ヘクタールの予定で近年は減少傾向となっております。

再Q 伊藤はつみ 議員(共産党)

再質問いたします。
年々この転作は減ってきていますが、それは米価が上がったからではないですか。

再A 竹詰一 農林部長

国は令和7年4月に閣議決定いたしました新たな食料農業農村基本計画において、水田で米以外の転作作物を作付た場合に、交付金を交付する制度を見直すとしています。
今後は作付ごとの生産性向上等への支援に転換するといたしておりますので、そういった状況を踏まえながら、米の生産者に対して新たな政策を情報発信し、安定した水田経営が図られるように支援してまいります。

再々Q 伊藤はつみ 議員(共産党)

再々質問いたします。
県も米の増産を進めるのであれば、転作支援のこのような県の予算は廃止すべきではないでしょうか。

再々A 竹詰一 農林部長

米麦大豆飼料作物についても、実需者は国産を望んでおりますので、そういった需要に対しては適切に対応しなければならないと考えております。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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