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ページ番号:270168

掲載日:2025年7月8日

令和7年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(伊藤はつみ議員)

農業者支援でおいしい埼玉県産米の増産を-米の増産計画について-

Q 伊藤はつみ 議員(共産党)

米価が昨年の2倍に高騰し、高くて買えない状況が続いています。5キロ2,000円の備蓄米が放出されましたが、当面の対策に過ぎません。
昨年来の米不足と価格高騰の最大の原因は、稲作農家が離農したことにあります。埼玉県では稲作農家は、2010年の2万1,000戸から現在は1万3,000戸にまで減少しています。
埼玉県の米の収量は年間14万トン。今年度、昨年度の生産量より5.2パーセント、7,000トンの増産計画を立てています。それに対し、県民の年間消費量は推計値約37万トンです。もし不作に陥った場合、他県に頼るか、輸入米に頼ることになります。学校や医療・福祉施設での給食へ主食が提供できなくなると心配されています。既に学校給食では米飯の回数が減っていると聞いています。
もっと増産計画を立てるべきではないですか。農林部長に答弁を求めます。

A 竹詰一 農林部長

国は、「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」の中で令和7年産の生産量の見通しを前年と同量の683万トンとしています。
他方、県では、米の民間在庫量や本県における需要見通しなどの状況を勘案して、令和7年産の生産量の目安を前年産の生産実績よりも7,021トン増の14万2千221トンと設定いたしました。
生産量の目安の達成に向けて、高温対策やイネカメムシ対策を徹底し、県民に県産米が安定して供給されるよう取り組んでまいります。

再Q 伊藤はつみ 議員(共産党)

再質問いたします。
米は主食です。県内産米が消費量の4割では少な過ぎませんか。来年は作付けを増やして増産すべきと考えますが、どうでしょうか。

再A 竹詰一 農林部長

令和7年4月末時点で、米の作付意向調査では、主食用の米の作付面積は昨年より600ヘクタール増の2万9000ヘクタールとなっております。
高温対策、イネカメムシ対策を徹底し、高品質な県産米が生産されるよう支援してまいります。

再々Q 伊藤はつみ 議員(共産党)

再々質問いたします。
先ほども申しましたが、このままでは不作に陥った場合、学校や医療・福祉施設での給食への主食が提供できなくなってしまうかもしれません。その際はどうすると考えていらっしゃいますか。

再々A 竹詰一 農林部長

学校給食のお米に関しましても、県産米の全体の需給見通しの中に含まれておりますので、しっかりと守られた生産数量の中で生産を支援してまいりたいと思います。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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