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掲載日:2025年7月8日
Q 伊藤はつみ 議員(共産党)
党県議団は公契約条例を制定している越谷市でお話を伺ってきました。公共事業の建設現場でアンケートを配布し、どんな問いがあるかというと、1つ目には市が決めた労働報酬下限額以上の賃金が支払われていることを約束されていますか、2つ目には実際にもらっていますかと聞いています。さらに、自分の職種の労働報酬は幾らが下限なのか計算できるようになっています。そして、未払いがある場合などは契約課に相談してくださいと最後には書いてありました。
県土整備部長、県の発注工事現場でも越谷市のように賃金を把握していただきたいのですが、いかがでしょうか。
A 吉澤隆 県土整備部長
県土整備部では、発注する建設工事において、令和元年度から労働環境の実態を把握することを目的に「労働環境調査モデル工事」を選定し、建設労働者の賃金などの調査を行っております。
また、モデル工事以外でも、受注者と「確認票」を取り交わし、その中で、建設労働者の適切な賃金確保に努めることなどを確認しています。
なお、第三次・担い手3法の改正を受け、国においても労務費と賃金支払いの実態を発注者が確認する仕組みを検討している状況でございます。
国の動向を注視しつつ、引き続き、県におけるこれらの取組を通じ、実態の把握に努めてまいります。
再Q 伊藤はつみ 議員(共産党)
再質問させていただきます。
その県の調査、実態把握というのは、どこに対して調査をしていらっしゃるのでしょうか。
再A 吉澤隆 県土整備部長
労働環境調査モデル工事でございますが、県土整備部が発注する建設工事に対しまして、それを対象に各県土整備事務所2件ぐらいを対象にモデル工事を選定しております。
再々Q 伊藤はつみ 議員(共産党)
再々質問をいたします。
私がお尋ねしているのは、現場の労働者に直接伺っているのか、それとも元請業者に聞いているのかという問いです。その辺をお答えいただければと思います。
再々A 吉澤隆 県土整備部長
元請業者に聞いております。
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