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掲載日:2026年3月26日
Q 武田和浩 議員(民主フォーラム)
今年4月から自転車に対する青切符(反則)制度が全国で導入されることになりました。交通指導取締りについては、これまでと同様に指導警告が中心であるものの、自転車運転者の交通違反に対し交通反則制度が新たに導入され、交通ルールの遵守を促す上で一定の効果が期待されます。
しかし、一方で、制度の対象となる違反の中には、歩道走行の禁止など現状の道路環境と必ずしも整合していないものが含まれています。県内を見渡しても自転車が安全に車道を走行できる環境が十分に整っているとは言い難く、車道走行が危険なため歩道に逃げざるを得ないケースも多く見受けられます。
制度だけが先行し環境整備が追いつかないまま反則金を課すことになれば、県民の理解を得られないばかりか、事故リスクの増大にもつながりかねません。
そこで、以下、県の取組や考え方をお伺いいたします。
(1)反則金制度の施行に伴う取締りの方向性と反則金制度の運用について。
現状の道路環境では車道走行が危険なケースも多く、単純に歩道を走ったから違反とするのではなく、状況に応じた柔軟な判断が求められます。
そこで、自転車運転者による交通違反の交通指導取締りを重点的に行う場所、時間帯などはどうするのか、車道環境が不十分な区間での歩道走行違反についてはどのように対応するのかといった点について、県警の基本的な考えを県警本部長にお伺いいたします。また、制度開始直後は県民の混乱も予想されるため、取締りよりもまずは周知啓発を重視すべきと考えますが、その点についての方針も併せて県警本部長にお伺いいたします。
A 野井祐一 警察本部長
県警察といたしましては、自転車への交通反則通告制度導入後も、これまで同様、自転車運転者の交通違反に対しては基本的に自転車指導警告カードを活用した指導警告を実施し、交通事故の原因となるような、悪質、危険な交通違反は検挙の対象として交通指導取締りを実施してまいります。
自転車運転者に対する、交通指導取締りを重点的に行う場所、時間帯については、自転車関連事故の発生状況や地域住民の要望等を踏まえ、各警察署で自転車指導啓発重点地区・路線を指定していることから、重点地区等を中心に交通指導取締りを行ってまいります。
また、歩道通行の違反についても悪質、危険な行為等を伴う場合を除き、これまでと同様に指導警告を行ってまいります。
今後も、県警ホームページやSNS等を活用した情報発信や、関係機関・団体、事業所等と連携した交通安全教育や広報啓発等を推進し、基本的な交通ルールの周知を図るとともに、交通事故抑止に資する交通指導取締りを引き続き推進してまいります。