トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和8年2月定例会 > 令和8年2月定例会 代表質問・一般質問 質疑質問・答弁全文 > 3月2日(月曜日) > 武田和浩(民主フォーラム) > 令和8年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(武田和浩議員)

ここから本文です。
ページ番号:280706
掲載日:2026年3月26日
Q 武田和浩 議員(民主フォーラム)
埼玉県には刀匠とぎ師、鞘師、白銀師など刀剣文化を支える職人が活動しております。しかし、職人の高齢化、後継者不足、原料費の高騰、制作環境の確保の難しさなど、様々な課題が深刻化しており、このままでは県内の刀剣文化が衰退し、貴重な技術が失われる可能性があります。
刀剣文化は日本の精神文化を象徴するものであり、埼玉県の誇るべき文化資源であります。今こそ県として積極的な支援策を講じる必要があると考えます。
(1)技術継承のための支援制度について。
刀剣制作技術は、文化財としての価値が極めて高いものです。継承者育成のための研修の支援、制作環境整備への補助制度など技術継承を支える仕組みを県として創設する考えがあるのか、教育長にお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
日本刀の制作技術は、我が国にとって重要な工芸技術であることから、その技術を極めた職人の方が、いわゆる「人間国宝」に認定されていたこともございます。
本県でも、県民にとって重要な工芸技術を、県指定無形文化財に指定し、その保持者に対し、後継者養成・道具の整備等を支援する制度を設けております。
議員お話しの、工芸技術の継承を支えるための支援制度については、県では、この指定制度を活用することが有効と考えております。
県指定文化財として指定されるためには、県が設置する「文化財保護審議会」において保護すべき価値がある文化財であるか、について調査のうえ答申し、最終的には、答申を受けた県が決定することになります。
無形文化財は、全国的に高度な技術を極めた職人の方が少なく、加えて、本県ならではの特徴をもつ工芸技術も少ないことなどから、県では、平成23年度以降は、調査を行っておりません。
今後は、刀剣制作技術を含め、どのような技術をもった職人の方が県内に所在し、どのような活動を行っているのか、現状を把握した上で、文化財保護審議会に情報提供し、ご意見を伺ってまいります。