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掲載日:2025年7月7日
Q 林薫 議員(自民)
ただ今頂いた御答弁で、傾聴又は家庭との連携ということがあったかと思います。
(3)社会全体での取組。
相談を受けた周囲の大人がその子のことを案じるがゆえにアドバイスしてしまう気持ちは、私もよく分かります。しかし、励ましたり、何かをアドバイスしたりするということは、すべからくその背景に価値観を伴っています。自らの価値観は本人に意識されることはなくても、特に誰かに助言をするような場面では、その人の価値観が相手に強く伝わってしまいます。
私の娘のケースを具体例で挙げるならば、彼女は自ら起業するような自由な発想をしたいと思っていたが、「カウンセラーさんは雇用されることが良いという価値観でしか物を語ってくれなかった」と語っています。まずは傾聴に徹する。つまり、何か言いたい気持ちをぐっとこらえることが重要です。
傾聴が自殺防止の有効な対策であることは、学校の先生だけではなく、児童生徒に関わる全ての人に周知することが重要と考えますが、教育長の御所見を伺います。
A 日吉亨 教育長
議員お話のとおり、学校において児童生徒に関わる全ての関係者に対し、傾聴の重要性を周知していくことは大切であると認識しております。
県では、これまでの総合教育センターでの研修に加え、今後は、関係者に悩みや不安を抱える児童生徒への向き合い方に関する校内研修を行うなど、傾聴することの重要性について周知してまいります。
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