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掲載日:2025年7月7日
Q 林薫 議員(自民)
三郷市において下校中の小学生たちを巻き込んだ大変痛ましい交通事故が発生してしまいました。国において外国人が自国等で取得した運転免許を日本の運転免許に切り替える、いわゆる外免切替制度を厳格化する方針が示されました。
(1)外免切替の手続と合格率。
マスコミなどで報道されているように、外国人が外免切替制度により日本の運転免許を取得することは、現状では簡単過ぎるのでしょうか。
外免切替の手続及び合格率について、警察本部長の御答弁をお願いします。
A 野井祐一 警察本部長
外国免許切替制度の手続きにつきましては、警察庁から示された「外国免許関係事務取扱い要領(通達)」により運用しております。
外国の運転免許や運転経歴を確認する「事前審査」を実施後、視力等の「適性試験」、安全に運転するために必要な知識を確認する「知識確認」及び実車による運転技能を確認する「技能確認」をそれぞれ審査しております。
これらの審査の結果として、日本の運転免許を取得するのは、令和6年中においては38.7パーセントとなっております。
その審査の過程において、令和6年中の本県の「知識確認」の通過率は、91.2パーセント、「技能確認」の通過率は、34.3パーセントでありました。
なお、現在、国において、日本の交通ルールを十分に理解しているか確実に確認するため、「知識確認」「技能確認」の方法も含め、外免切替制度の在り方の検討を進めているところと承知しております。
県警察といたしましては、国の動向を注視し、情報共有を密に図るなど適切に対応し、今後も適正な運転免許制度の運用に努めてまいります。
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