トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和8年6月定例会 > 令和8年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 6月23日(火曜日) > 城下のり子(共産党) > 令和8年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(城下のり子議員)

ここから本文です。
ページ番号:284809
掲載日:2026年7月10日
Q 城下のり子 議員(共産党)
障壁除去に逆行する動きがあります。駅の無人化です。JRはもちろん、西武鉄道は県内6駅の無人化に続き、今年2月、入曽駅も無人化としました。
私は、埼玉視覚障害者の生活と健康を守る会の楠田会長と懇談をしました。全盲の会長は、ほぼ毎日、所沢の自宅から電車で外出をされておられます。無人駅について、トイレの場所がない。何かあったらインターホンで読んでくださいというが、インターホンの場所が分かりませんと、不安を語っておられました。
知事、無人化を進める鉄道事業者に対して、障害者の移動の権利を確保するためにも、無人化はやめてほしいと求めていただきたいのですが、いかがでしょうか。
A 大野元裕 知事
少子高齢化の進展等に伴い鉄道利用の減少、鉄道事業の担い手不足に対応すべく、鉄道事業者は経営体質の改善を進めており、こうした状況の中でJR東日本、西武鉄道など一部の駅について、インターホンで駅を係員が案内する「遠隔対応駅」等があることは承知をしております。
鉄道は公共交通機関であり、誰でも安心、安全に駅を利用できるようにすることは極めて重要であります。
そのため県では、毎年、鉄道事業者に対して、「窓口係員不在時間帯の短縮及び窓口係員不在時の安全対策の充実」、「介助や救命に関する知識や技術を有する職員等の適切な配置」などについて、要望しております。
県としましては、鉄道事業者に対し地元の市町からの要望も踏まえ、あらゆる利用者の利便性の維持・向上や安心、安全確保に関する取組を行うよう、毎年実施している鉄道整備要望を通じ今後とも働き掛けを行ってまいりたいと思います。
再Q 城下のり子 議員(共産党)
せめて1日当たりの乗降客2万人以上の駅は、駅員を配置するなどの何らかの基準を協議していただきたいのですが、知事いかがでしょうか。
再A 大野元裕 知事
基本的に、鉄道の業務形態については鉄道事業者の経営判断になりますが、誰もが安心・安全に駅を利用できるようにすることは極めて重要です。
そこで埼玉県といたしましては、先ほども申し上げましたが、地元市町からの御意見も踏まえて、あらゆる利用者が快適に駅を利用できるよう、法律やあるいは条例に基づき要望を具体的にさせていただいているところであり、他方で、2万人というラインが適切かどうかということについてはそれぞれの状況にもよると思いますので、やはり地元市町からのご意見も踏まえて丁寧に対応してまいりたいと思っています。
再々Q 城下のり子 議員(共産党)
命に関わる問題なので質問します。
せめて警備員の配置なども含めて求めていただきたいのですが、再度、御答弁願います。
再々A 大野元裕 知事
誰もが安心・安全に駅を利用できるようにすることは極めて重要であり、例えば、お話のあった西武鉄道では、令和7年10月から体の不自由な方向けに、乗車介護の申込みがウェブサイトで1か月前から可能となる、「介護事前受付サービス」を県内全駅で展開をしてきております。
引き続き鉄道事業者に対し、地元市町からの御意見も踏まえ、あらゆる利用者の利便性の維持・向上、更には安心・安全確保に関する取組について働き掛けたいと思っております。