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掲載日:2019年3月14日

平成31年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文(浅野目義英議員)

「幸福長寿」について

Q   浅野目義英   議員(立憲・国民・無所属

「一生を通し、私たちを幸福にするものは何だろう」、このテーマを、アメリカで1938年以来、約80年にわたって根気強く調査をし続けたグループがあります。調査対象者へ、「人生で最も幸福なことは何ですか」との質問を重ね、質問票を送る、インタビューをする、彼らの医者から医療記録を手に入れるなどして続けられた、「ハーバード成人発達研究」との名で知られるこの研究は、幸せと健康に関する世界で最も長期的な研究と言われています。ある人の全人生が展開されるのを観察しながら記録できないものか、その目的の下、10代から老年まであらゆる階層の人々を追い続け調査し、繰り返します。「人生で最も幸福なことは何ですか」を質問したものです。
この質問に対するあらゆる世代の若者の80%以上の答えは、「人生の最も幸福なことは、富を蓄えること」だったそうです。また、同じ若者のもう一つの幸福なことは、「有名になること」だったそうです。富と名声、これが人生を滑り出した若者の人生の幸福なことです。誰もが若いときに持たないことはない価値観でしょうか。
では、人生の最終局面に入った人々の人生の幸福なことはどうだったのでしょうか。4世代目の研究所員、心理学者のロバート・ウォールディンガーは言っています。「何万ページにもなる情報から研究結果が教えてくれたものは、70代、80代の方々の幸福なことは、『良い人間関係』という結果であった。」、富でも名声でも、無我夢中で働くことでもなく、円熟した人々が考える人生の最も幸福なことは、良い人間関係に尽きたということです。
さて、パソナグループの南部代表は、「企業で働けるのは65歳までで、そこで人生が終わりと思っている人がまだ多い。人生100年時代に定年の概念はない。今後の日本を支えるのは、経験豊かな高齢者だ」と語っています。「60歳からの輝き方」とか「まだまだ働く」、「もっとつながる」などの文字が新聞、テレビなどで躍っています。70歳、80歳まで働ける社会は、シニアが活躍する、しなければならない時代となりました。
しかしながら、高齢者の6割は単身もしくは夫婦のみで暮らしている現実があります。他者や社会のつながりが薄くなりがちです。高齢者の9割が老後に不安を持っているとのデータもあります。団塊ジュニアが高齢期に入る2040年には、2.8人に1人が65歳以上となります。この時代には、社会や他者とより良い人間関係を作る、シニアの活躍する社会、幸福長寿のためにはこの二つが最大の鍵となるはずです。知事から、この課題についての認識を答弁してください。

A   上田清司   知事

議員御指摘のように人生100年時代を幸福に生きるためには、より良い人間関係を保つことが極めて重要だと思います。
そのため、二度も三度も「実り」を迎える「人生二毛作、三毛作」が送れるよう社会とのつながりを意識的につくっていくことが重要だと思います。
伊能忠敬は50歳から天文学や測量学を学び、55歳から71歳まで日本中を測量し、実測による日本地図を初めて完成させました。平均寿命が40歳の時代でございます。
学ぶ能力は一般的には年齢が若い時がピークと思われがちですが、アメリカの研究者によると、「情報処理能力や記憶力」は10代後半がピーク、「集中力」は43歳がピーク、「基本的な計算能力」は50歳でピークとなっているそうです。
そして、語彙力がピークに達するのは60代後半から70代前半だそうです。
正に、人と人との関係をつくっていく能力を発揮するには年齢は関係がない、このような形になります。
伊能忠敬は「人間は夢を持ち前へ歩き続ける限り、余生はいらない。」とも語ったそうです。
私は新しいことにチャレンジするシニアを応援するため、平成31年度当初予算では「輝け100年人生」を大きな柱といたしました。
まずは、働くことについては「働くシニア 応援プロジェクト」を三つの視点から進めます。
第一には、企業での働く場の拡大です。
第二は、働く意欲のあるシニアへの就職支援です。
第三は、シニアパワーステーションという愛称のシルバー人材センターの支援です。
これまでの植木剪定など請負業務だけではなく、経理や営業の派遣業務などシニアにとって魅力的な仕事を増やしてまいります。
さらに、地域活動に参加する「地域デビュー」を推進します。
地域とのつながりが希薄だと言われる「埼玉都民」向け埼玉都内セミナーを開催し、市町村など地域活動の窓口とのマッチングを支援してまいります。
年齢に関係なく元気なうちは仕事にボランティアに地域活動に、あるいは趣味の活動にと積極的に社会と関わりを続けていただける、そのような埼玉を目指してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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