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ページ番号:281016
掲載日:2026年3月26日
Q 新井一徳 議員(自民)
児童虐待の主な要因としてまず上げられるのが核家族化、人間関係の希薄化による孤立であり、それが深刻化しています。かつては多世代家族の中で年長者から教わり、親として成長することができたのかもしれません。しかし、現在ではそうした環境を持つ方はまれで、であればこそ子育てを学ぶ機会を提供すべきです。
子供を持つことのすばらしさや難しさ、子供の成長段階に応じて親として子供にどう接するべきかといった理念的なことから、子供が健やかに育つ環境についてなど、子育てについて家庭科をはじめとして学校教育における取組を充実させるべきと考えます。教育長のお考えをお伺いします。
A 日吉亨 教育長
議員お話しのとおり、児童虐待の背景として、核家族化による保護者の育児に関する知識・技術の不足や、孤立等が指摘される中、子育てに関心を持ち、理解を深める機会の一つとして、児童生徒の学校での学びは重要と考えております。
現在、小・中学校の家庭科では、子供が育つ環境としての家族の役割、高校では、子供を生み育てることの意義、親や家族・地域や社会の果たす役割、子育て支援等を扱っています。
その他、自分や他人を大切にする人権教育を行うとともに、県作成の教材「親になるための学習」を活用して、乳幼児ふれあい体験等に取り組む学校もあります。
今後、県立高校や市町村の担当者会議において、教材中にある「親を理解するためのロールプレイング」などのプログラムについて紹介し、授業等で活用を促すなど、学校での学びを充実させてまいります。
再Q 新井一徳 議員(自民)
今、教育長から県が作成した教材で「親になるための学習」とおっしゃったかと思いますが、それを活用して乳幼児のふれあい体験などに取り組む学校もありますというお話があったかと思います。
ただ本来は、こういった体験学習というのは全ての学校で私はやるべきだと思いますし、乳幼児に限らず、それぞれの子供の成長段階に合わせた体験学習が必要なのではないかと思うんですね。やはり体験を通じてしっかりと学ぶということが必要でありますから、このような私の考えに対してどのような思いをお持ちでしょうか、再質問させていただきます。
再A 日吉亨 教育長
先ほど御答弁申し上げましたように、児童虐待の背景として孤立等が指摘される中、子育てについて関心を持ち、理解を深める学びを充実させることに加え、どのように社会と関わり、よりよい人生を送るかといった人間性の涵養が重要なことと考えています。
教育においては、特別活動や道徳をはじめとする学校教育全体を通じて、他者の個性や立場を尊重し、自らを律しつつ他人とともに協調できる豊かな人間性や社会性を育成してまいります。
併せて、議員御指摘のように、自分や他人を大切にする人権教育とともに、県作成の教材「親になるための学習」、これをしっかり活用するように、各市町村に働き掛けてまいりたいと存じます。
再々Q 新井一徳 議員(自民)
私がさっき言ったのは、体験学習はとても大事だということでありますから、何としてもこれを全ての学校でやっていただきたいんですね。
働き掛けるとおっしゃっていましたけれども、働き掛けるだけではなくて実際に実現できる体制も考えていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
再々A 日吉亨 教育長
県といたしましては、それぞれの市町村担当者会議などにおきまして、全ての学校で体験学習等に取り組めるようしっかりと働き掛けてまいりたいと存じます。