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ページ番号:270401

掲載日:2025年7月8日

令和7年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(関根信明議員)

一級河川鴨川の治水機能と歩行空間の確保について-浚渫及び堤防の修繕の取組状況と今後の予定について-

Q 関根信明 議員(自民)

上尾市、さいたま市を流れる鴨川は、昭和水門を経て荒川に注ぐ一級河川でございます。
昔は大雨、台風等で越水となり、周辺の家屋は水につかった歴史があり、昭和40年代から鴨川改修が進められ、昭和61年の台風第10号による被害等に伴い、河川激甚災害対策特別緊急事業の指定を受け、整備が加速化され、旧大宮でも整備促進が図られたおかげで、ここ数十年、家屋が水につかることはなくなりました。
治水対策としての整備は完了していると認識しておりますが、一部では河道内での土砂の堆積をしている箇所が見受けられるほか、経年変化により堤防の高さが不足をしている区間もあると聞いており、安全性が低下しているように感じます。近年は豪雨災害が頻発しており、今後とも鴨川が持つ治水機能を十分に発揮できるよう、しっかりと維持管理を行うことが重要と考えております。
そこで、さいたま市内の一級河川鴨川における浚渫及び堤防の修繕の取組状況と今後の予定について、県土整備部長にお伺いいたします。

A 吉澤隆 県土整備部長

近年、大規模な浸水被害が頻発する中で、河道に堆積した土砂の撤去や樹木の伐採により、流下能力を確保する浚渫は重要と考えます。
令和元年東日本台風による浸水被害が相次いだため、地方財政上有利な「緊急浚渫推進事業債」を活用し、河川内の浚渫を集中的に行っています。
さいたま市内の鴨川につきましては、これまでに25メートルプール約24杯分に相当する約8千立方メートルの土砂を撤去しました。
引き続き、令和7年度は、約6千立方メートルの土砂を撤去してまいります。
次に、堤防の修繕につきましては、県では令和3年度から河川の3D測量を実施しており、この測量により河川の詳細な現況データを把握することが可能となりました。
鴨川では3D測量により、約5.0キロメートルで、堤防が沈下していることが判明しました。これまでに、緊急性の高い約1.3キロメートル区間のかさ上げ工事が完了し、令和7年度は、約0.4キロメートルの工事を実施してまいります。

 

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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