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ページ番号:270378

掲載日:2025年7月8日

令和7年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(関根信明議員)

SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺及び特殊詐欺撲滅への対策について-SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺撲滅への今後の取組について-

Q 関根信明 議員(自民)

オレオレ、預貯金、架空請求、還付金、融資保証、カード盗など巧妙化した詐欺事件が年々増えていることに大変危惧しているところでございます。令和5年末に比べ、令和6年度末のSNS型投資・ロマンス詐欺の発生状況として、認知件数が254件、前年比2.67倍、被害総額が約38億円で、前年比2.53倍と大変厳しい状況だと思います。被害に遭われた方々は、毎日のように報道や注意喚起しているにもかかわらず、詐欺事件に巻き込まれております。日本人の特性を悪用した許し難い詐欺であると思います。
被害に遭われた方の年代別特徴として、SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺に関わる被害者として令和6年度末男性が60.6パーセント、女性が39.4パーセント、20代、30代で約14パーセント、40代で約16パーセント、50代で約25パーセント、60代で約27パーセントとなっており、20代から60代で約82パーセントを占めており、被害に遭われた男女年代別に対策を検討していかなければならないと考えます。
そこで、(1)SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺撲滅への今後の取組についてお伺いいたします。
今、話をしましたとおり、前年に比べ2.5倍以上の認知件数、被害額が増えている状況の中で、令和7年はどのようにSNS型投資詐欺・ロマンス詐欺への対策を進めていくのか、警察本部長にお伺いいたします

A 野井祐一 警察本部長

本年5月末時点におけるSNS型投資・ロマンス詐欺につきましては、暫定値で、認知件数は105件、前年同期比19件の増加、被害額は約10億5千万円、前年同期比約2億円の減少となっています。
こうした中、県警察といたしましては、昨年4月に組織犯罪対策第三課を新設したほか、サイバー部門を含む部門横断的な抑止対策と検挙対策を講じているところです。
抑止対策といたしましては、金融機関の顧客等に対して防犯講話を行うなど、SNSに潜む危険性への広報啓発活動を実施しています。
本年2月には、警察庁特別防犯支援官の城島茂氏を招いてキャンペーンを実施いたしました。
また、検挙対策といたしましては、犯行に使用されたSNSのアカウント情報の捜査や被害金の追跡等の捜査を進めています。
特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺につきましては、県民の安全・安心を脅かす卑劣な犯罪でございます。
引き続き、被害実態や犯行手口を踏まえながら、抑止対策と検挙対策を強力に推進してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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