トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和4年12月定例会 > 令和4年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 12月8日(木曜日) > 石川忠義(県民) > 令和4年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(石川忠義議員)
ここから本文です。
ページ番号:227359
掲載日:2022年12月27日
Q 石川忠義 議員(県民)
先日の12月2日に、久喜市教育委員会から「久喜市指定文化財の埼玉県文化財保護審議会への諮問について」との要望書が提出されました。この祭りについて、市は「都市部の疫病退散を目的とした山・鉾・屋台行事で、人形山車からちょうちん山車へと大がかりに転換する行事は全国的に例が少なく、県内で唯一である。平成31年には調査報告書も3年がかりで刊行している」としています。
貴重な地域の祭り、文化である久喜市指定無形民俗文化財、久喜八雲神社の山車行事(久喜提燈祭り「天王様」)の指定を進めるべきですが、教育長の考えを伺います。
A 高田直芳 教育長
無形民俗文化財指定方針では、議員お話しの「久喜八雲神社の山車行事」、「久喜提燈祭り『天王様』」のような大規模な祭礼や行事等については、伝統的な民俗的要素を豊富に伝えているものを指定の要件としています。
具体的には、行事が長い歴史を有しており、伝統的な要素がよく残っていること、行事の内容及び山車・屋台等の祭礼に使用する道具類について今日に至る変遷の過程が明らかになっていること等の評価基準が定められております。
「久喜八雲神社の山車行事」、「久喜提燈祭り『天王様』」につきましては、平成30年度に久喜市教育委員会によって調査報告書が刊行されております。
埼玉県文化財保護審議会の委員からは、報告書は祭りの現状について詳細に記載しているものの、行事及び山車の今日に至る移り変わりを十分には明らかにしていないとの御意見をいただいており、県の文化財として指定するには更なる調査が必要な状況でございます。県では、こうした状況について久喜市教育委員会に丁寧にご説明しており、今後、久喜市教育委員会が更なる調査を進められる場合には、必要な情報提供や助言を行うなど支援してまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください