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掲載日:2022年12月27日
Q 石川忠義 議員(県民)
各地で開催される祭りや伝統行事は、地域の特性や伝統を引き継ぎ、歴史的、文化的価値が高く、積極的に守っていく姿勢が必要です。県内には、久喜市の鷲宮催馬楽神楽、ユネスコの無形文化遺産として登録された秩父祭の屋台行事と神楽、川越市の川越氷川祭の山車行事など、8つの国指定重要無形民俗文化財があります。また、県指定無形民俗文化財には51の祭りや伝統行事が指定をされています。
県内にはほかにも各地に多くの祭り、伝統行事があり、平成28年2月定例会では教育長が、未指定の民俗文化財の全体状況を把握する調査を行い、指定を積極的に進めていくとありました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響で、県内各地での祭りや伝統行事は規模縮小や中止などが相次ぎ、伝承が難しい状況が見えます。教育委員会は、このような状況を踏まえ、積極的に指定を進める姿勢を持つべきです。
県内の祭り・行事などを守ることの重要性について、教育長の認識を伺います。
A 高田直芳 教育長
県内各地の祭りや伝統行事は、世代や立場を超えて、地域の人々を結び付ける大きな力を持つものであり、それぞれの地域において将来にしっかり継承されていくことは大変重要なことと認識しております。
県教育委員会といたしましても、本県にとって重要な祭りや伝統行事については、県指定無形民俗文化財に指定し、市町村と協力して保護団体を支援しているところでございます。
また、市町村を通じて祭りや伝統行事の保護に関する情報提供などにも取り組んでおります。
今後とも、こうした取組を積極的に進め、祭りや伝統行事の継承に努めてまいります。
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