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掲載日:2022年12月27日
Q 石川忠義 議員(県民)
この思春期保健事業は、重要な事業でもあるにもかかわらず、約100万円足らずの予算で事業が執行されています。これでは年に数回の講座や講演で潜在需要に応えることもできません。こうした啓発事業は少しずつやるものではなく、ターゲットとなる層に一定の大きな規模で実施することで啓発の効果が生じるものと理解をしています。
今後の思春期保健事業を更に充実すべきですが、保健医療部長の考えを伺います。
A 山崎達也 保健医療部長
若いうちから正しい知識を持ってもらうため、県では、思春期にある中高生や大学生を対象とした講座を実施をしております。
学校において、健康に関する教育活動を実施する中で、知識習得の成果がよりあがるものとして、本講座をご活用いただいております。
全ての学校ではございませんが、講座を希望された学校では概ね実施をできております。
若者への知識の普及にあたっては、講座の開催も一つの手法ではありますが、広く普及を行うには、養護教諭をはじめとした教員や自治体の保健師等若者に接する機会が多い専門職が健康教育に必要な知識を習得し、日頃の業務で活かしていただくことが重要であるというふうに考えております。
そのため、こうした方々を対象とし、思春期の健康に関することや、将来の妊娠や出産等の正しい知識についての教育を行えるようにするための研修会を開催しております。
今後は、研修会の内容の充実を図るとともに、多忙な専門職の方々がいつでも参考にできるよう、研修資料を県のホームページに掲載をしてまいります。
また、このような取組を推進していく上で、教育局等との連携が不可欠であると認識しております。
関係機関と連携を図りながら、正しい知識の普及啓発が進むように取り組んでまいります。
再Q 石川忠義 議員(県民)
思春期保健事業について、この思春期保健事業の中で、例えば、大学巡回思春期講座、それから、思春期保健セミナーというものを若い人向けに開催しておりますけれども、開催回数で言うと、平成30年に1回から令和3年度2回ですとか、思春期保健セミナーに関しては平成30年度8回から令和3年度4回へと半減していたり、回数自体も減っている。
先ほど部長の方で開催を希望した学校ではおおむね実施しているということですが、終了した後にアンケート調査や何かすると、おおむね好評です。こういう機会にもっと内容を充実させるのもいいんですが、回数自体も充実していくように努力をすべきですがいかがか、再度伺います。
再A 山崎達也 保健医療部長
先ほど申し上げましたように、現時点では、講座を希望されている学校では概ね実施ができている状況でございます。
議員お話のとおり、受講した生徒学生からは良い反響がございまして、今後ともできるかぎり要望のある学校で実施をしてまいりたいというふうに考えております。
一方、先ほど申し上げましたように、養護教諭をはじめとした教員や自治体の保健師等若者に接する機会が多い専門職が健康教育に必要な知識を多く持っていただいて、日頃の業務で活かしていただくことが、若い世代への普及啓発に成果が上がるのではないかと考えているところでございます。
希望する学校での講座の開催と、こうした方々への研修会の内容の充実を図ることによりまして、思春期保健事業の充実を図ってまいりたいというふうに考えております。
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