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掲載日:2022年12月27日
Q 石川忠義 議員(県民)
埼玉県は都市化が進み、緑地率は現在まで年々減少しています。緑地の分断化の傾向もあります。
緑地などの自然減少に伴い、多様な生物の生息空間が危ぶまれています。県でも5か年計画をはじめ、各施策の中で緑の保全や生物多様性の保全に取り組んでいますが、持続可能な社会の実現のために生物多様性を更に進めるべきです。
レッドデータブック植物編の改訂を急ぐべきですが、いかがか伺います。
県内の絶滅するおそれがある動植物のリストであるレッドデータブックは、動物編と植物編があります。動物編は2018年に策定されていますが、植物編は2011年に策定され、既に10年以上が経過をしています。これまでは大体7年周期で見直しがされていますが、今回は10年以上が経過し、県内植物の状況も変わっています。
県レッドデータブック植物編の改訂を急ぐべきですが、環境部長に伺います。
A 目良聡 環境部長
埼玉県レッドデータブックは、県内で絶滅のおそれのある野生生物をリストアップし、その現状をまとめた資料であり、動物編と植物編を交互に策定しております。
平成30年度に動物編を改訂したのち、令和元年度から植物編の改訂作業に着手しており、これまでに約1,200種の植物について、最新の分布状況を把握するための文献調査、新たに追加すべき種の標本調査、並びに現地での確認調査を実施しているところでございます。
今後、学識経験者や環境保全団体などで構成する検討委員会において調査結果を評価し、生息状況の解説などの執筆や編集を進め、令和5年度には改訂する予定でございます。
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