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掲載日:2022年12月27日
Q 石川忠義 議員(県民)
プレコンセプションケアとは、「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと」と、世界保健機関が定義をしています。そして、埼玉県では、「様々な選択肢があるなか、自分の人生として納得のいく選択ができるよう、早いうちから妊娠も含めた健康に関する正しい知識を持ちましょう」と呼び掛けています。
こうしたことから、これまで埼玉県では、プレコンセプションケアの一環として思春期保健事業を推進していますが、実態としては予算の制約で余り幅広い取組ができているとは言い難い状況です。思春期保健事業としての思春期講座は、子供たちや若者を対象に生と性の健康講座を行い、県はプレコンセプションケアのプログラム受講も推奨しています。受講した方々からは良い反響が多く、大きな効果も得ていることが確認できます。
県は、こうした現状から思春期保健事業を更に充実させるべきですが、思春期保健事業の重要性に関する認識について、保健医療部長に伺います。
A 山崎達也 保健医療部長
思春期の若者への健康教育や、女性やカップルが、将来の妊娠や出産等についての正しい知識を習得し、人生設計を若いうちから意識してもらうための取り組みを指すプレコンセプションケアは、非常に重要であると認識しております。
こうしたことから、県では、思春期にある中高生や大学生を対象とした講座の開催、養護教諭をはじめとした教員や自治体の保健師等を対象とした研修会を開催し、正しい知識の普及啓発に取り組んでいます。
また、県のホームページにおいて、妊娠や妊娠に向けた健康管理に関連する情報を掲載するとともに、厚生労働省が作成した若者向けの健康相談支援サイト「スマート保健相談室」の紹介を行い、正しい情報が発信できるように努めているところでございます。
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