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掲載日:2023年1月11日

環境科学国際センター研究課題(自然環境担当/R2~R4)

田植え時期の違いが水田の生物群集及び生物多様性に及ぼす影響の解明

(自然環境担当:安野/(独)日本学術振興会:科学研究費助成事業:若手研究:<代表>:R2~R4)

 水田は、元々自然湿地に生息していた生物の代替生息地として機能していると考えられます。水田への湛水開始や田植え時期は、地域や水稲の栽培品種、輪作の有無等により異なります。水生動物が水田を利用するためには、繁殖時期や水中生活期が湛水期間と一致する必要があります。高次捕食者のサギ類は水田内で餌を採るが、稲が伸び切るまでの一定期間しか水田で採餌できないので、田植え時期の異なる水田が混在する地域では時期ごとに採餌水田を使い分けている可能性があります。
 本研究では、田植え時期の違いに起因する水田間の環境異質性が、水田地帯の生物多様性に与える影響を明らかにします。具体的には、田面水中の水生動物群集を採集し、田植え時期の異なる水田間で比較します。さらに、水田に自動撮影カメラを設置し、サギ類による水田利用の経時的変化を明らかにします。

《研究の概要》(PDF:176KB)

お問い合わせ

環境部 環境科学国際センター 研究企画室

郵便番号347-0115 埼玉県加須市上種足914 埼玉県環境科学国際センター

ファックス:0480-70-2031

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