環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究課題 > 令和3年度研究課題一覧 > 令和3年度研究課題(水環 R03-R05 県内水環境中から得たアナモックス集積系)

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掲載日:2023年1月11日

環境科学国際センター研究課題(水環境担当/R3~R5)

県内水環境中から得たアナモックス集積系の特徴分析および活用方法の検討

(水環境担当:見島/R3~R5)

 アナモックス反応は、アンモニアの一部を直接窒素ガスへと変換する生化学反応であり、前段の部分硝化を含めてもエネルギーの消費が少ないことから新しい窒素除去方法として注目されています。当センターではこれまでに埼玉県内の水環境中からアナモックス細菌を培養することに成功し、また、そのアナモックス細菌が中温域で十分に窒素除去活性を有していることを明らかにしました。
 本研究では、県内の水環境中に生息するアナモックス細菌の培養を続けるとともに、培養したアナモックス細菌について詳細な特性試験や分子生物学的試験から生理学的特性や細菌叢を明らかにします。これにより、県内水環境中から採取したアナモックス細菌の実排水処理へ適用の可能性を検討します。

《研究の概要》(PDF:222KB)

お問い合わせ

環境部 環境科学国際センター 研究企画室

郵便番号347-0115 埼玉県加須市上種足914 埼玉県環境科学国際センター

ファックス:0480-70-2031

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