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掲載日:2024年2月8日

令和5年度研究評価実施課題(大気環境担当 R3~R4 高時間分解測定に基づく短寿命BVOCの実態把握)

(大気環境担当:市川、佐坂、松本、長谷川、村田;研究推進室:米持)

国内のVOC年間排出量の約70%を占める植物起源VOC(BVOC)の多くは光化学活性が高く、光化学オキシダント(Ox)生成や二次生成粒子の観点で非常に重要な物質と考えられています。シミュレーション結果から、関東圏内のOx生成レジーム(VOC律速であるのかNOx律速なのか)がBVOC排出量の設定値により大きく異なることが試算されていますが、国内のフィールド観測例は限定的であり、更なる知見の集積が望まれます。
本研究では、加熱脱着用捕集菅を用いた時間分解能の高いサンプリング方法により、埼玉県内の大気環境中におけるBVOCを高精度に観測し、BVOCの地域別、季節別、時間帯別の実態と特徴を把握します。さらに、Ox生成が盛んな夏季に得られたBVOC観測データと一般環境大気測定局のOx濃度の解析から、夏季におけるOx生成への寄与評価を試みます。

《研究の概要》(PDF:231KB)

お問い合わせ

環境部 環境科学国際センター 研究企画室

郵便番号347-0115 埼玉県加須市上種足914 埼玉県環境科学国際センター

ファックス:0480-70-2031

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