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掲載日:2025年12月18日
Q 井上航 議員(県民)
先ほどの答弁にあったように、長瀞射撃場の課題は、施設の老朽化と他県の最新設備が整った施設と比較されるところにあると思っています。
一方で、関係者の尽力もあり、令和9年のインターハイの誘致が決定したとも聞いております。県はこうした機会を捉え、利用が増えるための整備や利用促進策を積極的に行うべきと考えます。
施設整備については、私が射撃場利用者に御意見を伺ったところ、第一に、猛暑対策としての空調設備、第二に、電子標的の更新、第三に、バリアフリー設備という御意見がありました。
また、利用促進の視点で言えば、現在、長瀞射撃場には障害者利用減免がありません。東京2020オリンピック・パラリンピックにおいて、唯一埼玉県内で行われたパラ種目が射撃競技です。そうした点も踏まえ、障害者減免も検討すべきと考えます。
以上を踏まえ、県は利用者増加策と施設整備についてどのように考え、実施していくのか、環境部長に伺います。
A 堀口幸生 環境部長
議員のお話にありましたとおり、再来年、インターハイ、20年ぶりに長瀞射撃場で開催されることになりました。これを機に長瀞射撃場の素晴らしさを選手の皆様に実感いただき、利用者の拡大につなげていくことが重要と考えております。
また、障害者の方の支援策ですが、健常者と障害者が共に競技ができる「共生大会」という方針を競技団体が掲げていることも踏まえまして、障害者の方がより利用しやすい環境づくりの一つとして、利用料金の減免についても研究してまいりたいと考えております。
そして、利用者の方からご意見の寄せられました、空調設備、電子標的、そしてバリアフリー、この3つがハード面の課題であるということは、私ども県としても同じ問題意識を持っているところです。
一方、これらの整備には多額の費用がかかりますので、利用者ニーズの分析、そして収支に与える影響等を十分に精査した上で、利用者の増加につながる適切な整備のあり方を検討してまいりたいと存じます。
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