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掲載日:2025年12月18日
Q 井上航 議員(県民)
それでは、続いて、(3)他県庁舎に見る高層棟、展望台、機械式立体駐車場についてです。
今述べた機能については、この先の県庁再整備において一考が必要と考えます。
一つは、庁舎の高層棟です。エレベーター利用を前提とした垂直移動を基本とするとやはり不便であり、停電時や災害時のリスクも高まります。
二つ目は、高層化とともに設置されることの多い展望台です。維持管理や活用方法に苦慮している県を複数見てきました。多大な費用をかけて造る時代ではないのだろうと考えます。
三つ目は、駐車場の在り方です。ある県庁舎では機械式立体駐車場が整備されていましたが、運用するためにかなりの人手を要していました。メンテナンスにも相当の維持管理費用がかかると思います。
以上、これらの機能に関しての知事の見解を伺います。
A 大野元裕 知事
一般的に、高層棟は限られた敷地内で多くのスペースを確保できるといった土地の有効活用の面でメリットがあるとされていますが、一方で、議員御指摘のとおり、危機管理の対応や移動の面で課題があると認識しています。
また、展望台を含めたにぎわいの創出や機械式立体駐車場については、設置費用や維持管理費用に加え、DX等の進展を踏まえた将来の県庁のあるべき姿を見据えて、慎重に検討していくべきものと考えております。
県庁舎の規模や導入する機能につきましては、今年度から2か年で策定をする基本構想・基本計画の中で、十分に検討を重ねてまいりたいと思います。
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