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掲載日:2025年12月18日
Q 井上航 議員(県民)
この有識者の意見聴取も措置報告書に基づき実施されたものと認識しています。例えば、教育学分野の有識者からは、共学化がジェンダー平等を促進するとは限らない、学校を社会の縮図と単純に考えなくてもよいなどの意見がありました。
県教委として3名の有識者との意見交換会でのこれらの意見をどう受け止め、今後の検討にどのように生かすのか、教育長に伺います。
A 日吉亨 教育長
県教育委員会では大学教員など様々な有識者から御意見を聴取してまいりました。
議員お話しの3名の有識者からは、議員お話しの意見のほか、男女別学校については、同性の集団の中で男らしさ、女らしさが誇張されてしまう側面があることや、男女別学校、共学校問わず、日常的にジェンダー平等教育を行う必要性など、幅広い御意見を頂けたものと受け止めております。
頂いた御意見については、今後の参考にしてまいります。
再Q 井上航 議員(県民)
今、私が紹介した「学校を社会の縮図と単純に考えなくてもいい」というこの有識者の発言ですけれども、先ほどの「社会に出れば」というところと反するとは言いませんが、教育長が一つ目に挙げている「根拠やデータを示さなくていい」とおっしゃった部分と、この有識者の言う「社会の縮図と単純に考えなくてもいい」という御指摘があったわけです。
教育長としては、この学校を社会の縮図と単純に考えなくてもいいという、こういった御意見についてはどのような所見を持っていらっしゃるのか、再質問させていただきます。
再A 日吉亨 教育長
議員お話しのように、例えば学校では学年制などが敷かれていたりするわけですので、単純に私としても社会の縮図だと考えてるわけではございません。
ただ、先ほど申し上げましたとおり、今後、子供たちが社会で活躍することを考えると、学校教育においても同じ環境で男女が共に学ぶことがより望ましいという考え方に立つものでございます。
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