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掲載日:2025年7月7日
Q 金野桃子 議員(県民)
県営戸田公園は東京オリンピックのボート競技の開催地として整備され、ボートの聖地として親しまれています。私もボートをこよなく愛する一人として更なる利活用を期待し、以下2点お伺いいたします。
まず、①第一艇庫について。
私は、令和4年9月定例会で改修を訴え、シャワー室などを改修していただきました。しかし、既存浴室の改修に合わせて、宿泊者以外への利用の拡充や増設についても検討するとの御答弁でしたが、現在も利用は宿泊者に限定されています。
宿泊者以外への利用の拡充はできないか、都市整備部長にお伺いいたします。
次に、②漕艇場北側の隣接地に空き地があります。この土地は競技を間近に見られる絶好の場所であり、ここを利活用しないのは非常にもったいないです。以前は景観モデル地区推進プランの中でウッドデッキやエントランス整備も示された県営戸田公園が持つ可能性は非常に大きいと考えます。
戸田市とも連携しながらその可能性を広げていただきたいとの期待を込めて、空き地の利活用について、併せて都市整備部長にお伺いいたします。
A 伊田恒弘 都市整備部長
県営戸田公園内の第一艇庫は漕艇場に隣接し、1階にはボートの艇庫、2階には漕艇場を利用する選手等が合宿可能な施設となっており、和室、浴室、シャワー、食堂等がございます。
県では令和7年3月に、シャワー室等の設備改修を実施し、現在、合宿所として利用されております。
宿泊者以外への利活用についてでございますが、令和6年度から福祉団体が、こどもの居場所づくり活動事業として厨房や食堂等を利用しております。
合宿所として利用していない期間の利活用について、さらに拡充できないか、ニーズを捉えるため、地元戸田市や公園利用者にアンケートを取るなど聞いてまいります。
次に、空き地の利活用についてでございます。
県営戸田公園内にある議員御指摘の空き地は、漕艇場と住宅街の間にあり、漕艇場に沿って長さ約70メートル、幅は舗装面で約4メートル、草地で約4メートル、合計約8メートルの、園路及び園地となっております。
この場所は、散歩や子供たちの遊び場等として利用されているほか、漕艇場の護岸の点検、維持管理で利用しており、また園地は、住宅街との緩衝帯としての役割も併せ持っております。
このため、園路や園地に新たに施設を設置することは、隣接する住宅の環境への影響が懸念されます。
このようなことも踏まえまして、さらにどのような利活用が可能かどうか、地元戸田市や指定管理者と協議してまいります。
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