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掲載日:2025年7月7日
Q 金野桃子 議員(県民)
県主催の女性向けビジネスプランコンテスト「SAITAMA Smile Women ピッチ」に出場された方々と意見交換をさせていただきました。事業の実現に当たっては、意識や理解の段階から計画策定、実行環境の整備まで課題は多く、特に店舗や事務所の確保、そしてビジネスの継続に大きなハードルがあると感じました。
そこで、以下お伺いいたします。
(1)実行環境の整備支援を。
(1)現在、市町村がスーパー・シティプロジェクトの一環で空き店舗をリノベーションして活用する補助制度がありますが、県として、これに女性起業支援を組み合わせる。
(2)公共施設で実際の企業を体験するチャレンジショップを開催する。
(3)県の事業で講師を務める機会や県の関連イベントでビジネスを実施できる機会を提供するなど、実行環境の整備支援をできないか。
以上、3点を産業労働部長にお伺いいたします。
A 野尻一敏 産業労働部長
まず、1点目のスーパー・シティプロジェクトの空き店舗補助に女性起業家支援を組み合わせることについてでございます。
お話しの補助制度は、事業者が空き店舗を活用して、地域の交流スペースを整備する際に、市町村が改修費用の補助を行う場合に、その2分の1を県が負担するものでございます。
改装した店舗に出店する女性起業家に対しては、例えば県産業振興公社に配置した女性創業支援アドバイザーが伴走支援するなどの取組が考えられますので、今後、市町村と連携して検討してまいります。
2点目の公共施設でのチャレンジショップの開催についてでございます。
県は市町村、商工団体とで構成する「起業支援関係者ネットワーク会議」を設置し、それぞれの支援策について情報共有を行っております。
例えば、戸田市では市の施設で女性起業家のチャレンジショップ出店の機会を提供しているほか、羽生市では女性限定ではないものの、公共施設で出店スペースを提供しています。
こうした情報をネットワークで共有し、出店機会を求める女性起業家に提供してまいります。
3点目の県事業でのビジネス機会の提供につきましては、例えば、創業セミナーなどで先輩起業家としての経験を踏まえた講演などをお願いしている事例がございます。
また、ウェスタ川越など県の施設で開催するイベントでも、出店の機会を提供しておりまして、こうした情報も積極的に提供してまいります。
今後も市町村や関係機関と情報共有することにより、女性起業家がビジネスを円滑に実行できるよう支援してまいります。
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