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掲載日:2025年7月7日
Q 金野桃子 議員(県民)
県立和光南特別支援学校は、知的障害のある児童生徒が通う特別支援学校で、和光市、戸田市、朝霞市、新座市などから約360人の児童生徒が通学しています。築48年の校舎は、当初約240人規模の利用を想定して建築されましたが、令和7年4月現在で73学級、約360人と大幅に増え、老朽化、過密化が深刻な課題です。
昨年3月には同校の教育環境改善を求める1,000筆を超える署名が教育長宛に提出されました。私も令和5年度予算特別委員会でこの問題を取り上げ、会派としても実際に学校を視察させていただきました。現地では教室が足りずに廊下や空きスペースで授業を行っている現状を目の当たりにし、トイレが足りずに待っている間に子供が粗相してしまったこともあるとお聞きし、強く改善を求めてまいりました。このたび、本年度予算において同校の全面改築が盛り込まれたことは、大いに評価すべきです。
ただし、特別支援教育における諸課題や障害のある子供たちが通いながら行う全面改築は過去前例のないこと、総事業費は100億円規模と見込まれることから、慎重かつ丁寧な対応が求められます。
そこで、以下お伺いいたします。
(1)今後の入学者数の見込み及び供用開始までの見通しは。
生徒数が約50年で建築当初の想定を大きく上回り、今後も需要は高まる一方、少子化の懸念もあります。今後の入学者数の見込み及び供用開始までの見通しを、教育長にお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
和光南特別支援学校における小学部、中学部、高等部の入学者数の合計は、令和7年4月現在の約100人から、令和6年度推計のピーク時である令和14年度には約140人まで増加し、その後、緩やかに減少する見込みとなっております。
供用開始までの見通しにつきましては、令和7年度及び令和8年度は設計、令和9年度から令和11年度まで工事を実施し、令和12年度に新たな校舎の供用開始となる予定でございます。
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