トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和4年12月定例会 > 令和4年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 12月9日(金曜日) > 宮崎吾一(自民) > 令和4年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(宮崎吾一議員)
ここから本文です。
ページ番号:227440
掲載日:2022年12月27日
Q 宮崎吾一 議員(自民)
歩いて投票所まで行くのが大変、さいたま市内であれば、すぐ隣の区の投票所で投票できないかなど、年齢を重ねて投票が困難な方が増えています。投票所が減る過疎地域から急激な高齢化の都市部まで、県内全体の課題です。
国の財政措置による選挙時の移動支援、移動投票所も含めた柔軟な投票所の設置、訪問介護などの通院介助の利用を促すなど、投票の機会を保障するべきと考えます。市町村選管と打合せをし、県選挙管理委員会が市町村の選管による解決策の導入支援を行うべきと考えますが、県選挙管理委員会委員長の見解を伺います。
A 岡田昭文 選挙管理委員会委員長
先般の参議院議員選挙における80歳以上の投票率は、抽出調査では47.76%で、全体の投票率50.25%より低くなっております。
議員御指摘のとおり、投票所への移動が困難な方の投票機会を確保することは重要な課題であります。
県選挙管理委員会では、投票所の設置主体である市町村選挙管理委員会に対し、有権者の便宜を考慮して適切に投票所を設置するよう通知や会議で働き掛けを実施しております。
また、投票所までの送迎バスを運行するなどの移動支援や移動期日前投票所の導入について、全国の事例を紹介し、積極的な取組を促しております。
先般の参議院議員選挙では、飯能市が投票所まで車で送迎する取組を実施し、小鹿野町では移動期日前投票所を導入いたしました。
さらに、老人ホームの入所者などが施設内で投票できるよう不在者投票施設の指定を推進するとともに、要介護5の方などは郵便などによる不在者投票ができることを周知しております。
今後は、移動が困難な高齢者への支援に取り組む市町村選挙管理委員会の課題解決に向け、積極的に協力連携しつつ、議員御提案の訪問介護サービスの利用を促すなど投票機会の確保に努めてまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください